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精神科、初受診

前の話

朝10時頃に病院に行った。

学生証、保険証を出すと、問診票のようなものを渡され記入するように言われた。

この時に写真を取ればよかったのだが、その紙はネットに転がっているような、うつ病チェックシートだったと記憶している。

うつ病チェックシート

これを書きながら「あぁほんとうにうつ病なのかな」と感じていた。受付に提出して受付番号を渡され、呼ばれるのを待った。院内はそんなに混んでなかった。外から見えないよう曇りガラスの大きな窓から入る陽の光を感じながら、ぼーっとしていた。

受付番号で呼ばれた。精神科は本名で呼ばれないのか。そんなことを思った。

先生はメガネを掛けた優しそうな男性だった。病状と生い立ち、悩みを好きなだけ話して良い。と言われ、ぽつぽつと説明した。急だったが、カウンセリングでいくらか話していたためなんとかなった。私が話し終わると「うーん、鬱ですね…」と言われた。おそらく高校生の時もうつ病?だっただろう。とも言われた。私は絶望、というよりはホッとしていた。やっぱり病気だったんだと。病状の原因などを聴いたが、はっきりしないらしい。「悩みが複雑化しているため、はっきりとはわからない」という感じだった。

あと「発達障害の検査はしますか?」というふうなことを聞かれた。「困ってないので良い」と断ったが、今冷静に考えるとあれ?そっちもなの?と思う。

それから、治療方針の話をされた。「就活は中止。しっかり休むこと」「若い子には抗うつ薬を慎重に出す」「とりあえず眠剤と抗不安薬を出して様子をみる」ということだった。私は了承し、病院でのカウンセリングも受けるか?と聞かれた。学校で受けてるから良いかな...と断ったのだが、良くなりたいからできることはしたいなと考え、やっぱりお願いした。

診察室を出た。時計を見ると1時間ほど経っていた。それからいくらか待つと、受付で呼ばれ薬を受け取って帰った。大学と連携した病院だから本当にお金がかからなかった。

帰りはへとへとで、家につくと疲れ切って横になっていた。少し前まで軽く運動していたため体力はいくらかあったのだが、こんなに疲れるものか…と自分の変化に驚いていた。

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