ラーメン放浪記

数日前の休日
断食中だったかな？

あまりの暇さと栄養補給ほぼゼロの体で座椅子でゴロゴロしていた

何気にXを見ているとアクトレスガールズの茉莉さん、坂本茉莉さん(すみません！どう使い分けているのかはわかっていません)がツイキャスをやっているとのこと

割とプロレス関係のツイキャスやスペースは特に意味もなく無差別で聴いている
茉莉さんのも1〜2回は聴いてるのかな

茉莉さん自体は真琴選手の15周年興行で試合を観ただけだと思う

その時は忍者スタイルで入場時に長刀を振り回すパフォーマンスで度肝を抜かれた

元々はREINA女子出身でデビュー戦が朱里選手かな？(間違ってたらごめんなさい！基本記憶重視スタイルでやっているもんで)

間違ってなかったらデビューからかなり期待の新人というところだろうか

個人的には最近のキラーズメイク？がめちゃくちゃカッコいいなぁと勝手に注目させてもらっている


まあまあそんなこんなで茉莉さんのツイキャスを聴いているとリスナーから

「オススメの白湯ラーメンはありますか？」
との質問

ほうほうなかなかいい質問
断食中は意外に食べ物の話題というのは励みになる

すると茉莉さんが即答
「事務所の近くの白湯ラーメンが美味しい」

まあ麻布十番か赤坂かその辺かぁと思っていたらまさかの同じ沿線

「えー！そんなとこに芸能事務所あるのーー！！」

かなりの有名店らしく行列も出来ていることも多いとのこと

その近くのラーメン屋には2〜3回行った事あるけど全く知らなかった


これは行かねばならぬ！
断食後の休日に絶対に行こうと決意


と、ここまで書いてなかなかのラーメン好きに思われるかも知れないが
別にそういうわけでもない

もちろん好きではあるのだがラーメンマニアではない

基本的には同じ店で同じものを何件かルーティンで回しているだけである

これが本当に麻布十番や赤坂だったら絶対に行ってない

マップから店を割り出す
実は茉莉さんは店の名前は知らなかったからだ

そしてその店の口コミの写真を見る
実に美味そうだ
行く価値有り！！


ということで本日そのラーメン屋に向かった

駅に着くと人身事故で電車は止まっていた

だがこのラーメン屋は夕方までの営業
家を出た時間と運転再開時間、諸々を考えると歩いた方が早いのでは？

歩いて行けない距離ではないが夏日全開
昼間にラーメンを食べることを考えて半袖半パンという軽装ではあるが太陽が肌をジリジリと焼いてしまうほどの暑さ

正直億劫だが食べたい！食べたいのだ！！

茉莉さんだけでなく口コミの評価も高い
絶対美味いはずだ！

よしっ！
行くぜ！

歩き出してすぐにコンビニ寄って家帰ろうかと

汗はすぐに吹き出しハンドタオルで拭いながら歩く

そう！至高の白湯ラーメンの為に


しばらく歩くとそのラーメン屋の近くの駅付近に
そこからナビを入れる


「目的地周辺です！」

ハイ？
ラーメン屋は激戦区かというくらいあるがそのラーメン屋が全く見つからない

入り組んだ路地裏なんかをぐるぐるぐるぐる

「いったいどこにあんねん？！」

周辺をぐるぐるぐるぐる
もう一度ナビを入れても

「目的地周辺です！」

やかましわ！！

いっつも思うがスマホのナビの目印のわかりにくさよ！
あれはわざとか？

誰でもわかりやすいようなチェーン店とかが意外に表示されなくていつもイライラする

何度か路地裏を徘徊
行列も出来てないし一体どこなんだ？

汗びしょで段々とラーメンを食べる気すらなくなってくる

もう一度その店の写真を見てみる

この写真に写ってる
古惚けた家の窓

「やっぱこの辺だな？」

その家に近づきパッと横を見る

シャッターに貼り紙

夏休み取ってんのかーい！！


私はその場に立ち尽くした


自分はこのパターンばっかりだ
こういう楽しみに向かった店がやってないパターンを人生で100回以上経験してるだろうか
失敗を反省ししっかり下調べしてもこういう結果を招いてしまう


悲しみのあまりパスタを食べた
注文したのがどうやら具の素材を混ぜて味をつけるモノだったらしく混ざり切ってないところは味がしない

卓上の調味料もない

醤油欲しいなぁと思いながら小心、コミュ障なので泣きながら食べた

もしかすると一番嫌いな食べ物は無味なのかもしれない

セットのアイスコーヒーも不味かった

美味いのかも知れないがコーヒー通ではない
普通のが一番なのだ


小山のラーメン祭りの時に飲んだすっぱいアイスコーヒーを思い出した
そうじゃないんだよ！

普通のがいいんだよ！

あの時も泣いた
周りを憚らず

出てすぐにジョージアのエメマンで口直しした



結局何の話かわからなくなった

汗をかくだけに外に出たということか


リベンジしたいが恐い
涼しくなってからにしよう
今日ほどは悲しい気持ちにはならないであろう


なのでもし自分にこういう店があるから行こうと誘われたら断って欲しい

何故なら不慮の出来事でやっていない確率が高いからだ



さあ明日は何をしようか