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クリスマスの生地はこうなった
結論から述べるなら 使いきれなかった。
それほど25x50ぐらいの それほど大きなサイズでもないものではあるが どう使ったものかと考えているうちに時間は流れ過ぎていったのである。
半分ぐらい残っているので これは来年に持ち越すとして とりあえず何を作ったのかを記しておく。
貝の口
知り合いにちょっとしたクリスマスのプレゼントとして渡そうと考えて作ってみた。
昔 どこかで見た小物入れを思い出し 曖昧なワードで検索しまくって辿りついた貝の口。我ながらよく探し出せたものだと思う。
一番大変だったのは 中にいれる芯材。
検索した時に出てきたものは 牛乳パックだったりテレホンカードだったりしたのだけれど 牛乳パックは強度に不安があるし テレホンカードは入手困難である。
ある程度強度があるペラペラのものとして浮かんだのは クリアフォルダだが ちょっと薄すぎる気もする。
続いて浮かんだのは プラバンだ。プラバンは何かと便利なので在庫もあるなと押入を漁ったところ 0.2 0.3 0.4 と厚さ違いがでてきた。
0.2はペラペラすぎる気がするということで 0.4をカットしてみたが カットしてみると存外分厚いということに気付いた。面では想像できない厚さだ。ゴクリ。
どう考えてもこれで作ったら強すぎるということで 0.3をカットして仕立ててみたが これもまあ硬い。悪くはなさそうだが ちょっと強い。
ということで 最初に除外した0.2を採用することとなった。プラバンは見かけによらないものだな……。驚きだ。
白の多い布であったので 底面に赤単色を配置して印象を引き締めてみた。
折角ミシンを使えるようになってきたというのに手縫いである。まあ好きなのでいいんだが 手縫い。
20年ぐらい前に買った糸を使おうとしたら強度が足りずにブツブツ切れてしまったので 新しく買ってきたもので縫い上げて完成。
無事渡すことができて良かった。
コースター
思ったより残りが出たのでどうしたものかと考えていたところ 頼まれていたものが完成したので それと同時にちょっとしたプレゼントとして入れようと思いついたのがパッチワーク風のコースター。
今回は直線縫いだけなのでミシンでジャツとできるぞ と思ったが 問題はパッチワークをやったことがないということであった。
パッチワークは布同士を縫い合わせるので 縫い代というものが必要となる。
それはわかっていた。わかっていながらも理解していなかったのである。
カットして縫い合わせてみたところ 絶妙に合わない。なんというか あと5mmぐらいあればいいんだけどな という具合になった。
ので カットしなおし。
3ピースしかないパッチワークで間違えるなんてある!? と思いながら 無事に完成したものを同封してクリスマス前には到着となった。良かった。
切り刻まれた失敗ピースはパッチワークして何かにしようと思う。
布はまだある
というわけで 2種類つくったわけだけれども 先に書いたように 布はまだある。
デーンと1枚で使うには難しく カットすると消費しにくいというジレンマを乗り越えて シーズンものの布を使いこなせるようになりたいものである。
何故ならかわいいから。