半月前
メガネに関する記事を集めていきます。
Twitteで大喜利をしています。いいねが全く付かないので反省会を開いています。最終的には1万いいねを目指しています。
以前に平田くんと2人で、奇祭を紹介するブログを書いていた。実際に奇祭が行われている土地に出向き、写真を撮ってきて、レポートしてブログにアップする。 奇祭は主に地方で行われているので、なかなかの距離を運転しなくてはならない。運転は平田くんの役目だった。私はペーパードライバーなので遠出は危険なのだ。 また写真を撮るのも平田くんの役目だった。平田くんは立派な一眼レフを持っている。私はバキバキのiPhone5しか持っていなかった。仕方がなかったのだ。 さらに文章を書いているのも
電車に乗っていて、お婆さんが立っているのに気づいた。お婆さんは私の左斜め前にいる。私は席に座っていたので、ここはひとつ席を譲ろうかと思った。 私は席を譲るタイミングを見計らい、お婆さんの方へ視線をやった。視線をやってから席を譲るべきか迷った。改めて見ると、お婆さんはお婆さんじゃない気がしてきた。 少し若いのである。お婆さんだとしても、まだ成り立てだ。お婆さんとしての自覚が足りてないかもしれない。席を譲られたら絶妙にショックを受けるのではないだろうか。 成り立てのお婆さん
お昼休みの時間になった。ショーンは昼食を買いに、オフィス近くのスーパーマーケットへ出かけた。 マーケットでは様々なお弁当が販売されている。その中から、ショーンは明太のり弁当をチョイスした。 お弁当の他に、揚げ物のお惣菜も売られている。カニクリームコロッケ、エビフライ、アジフライ、イカフライ、メンチカツ…。充実のラインナップだ。どのフライもしっかりとパック詰されている。 ショーンはハードワーカーので、昼にしっかりと栄養をつけ、午後に備えなくてはならない。 「お弁当の他に
私はしばらく読書をしていない。なかなか読書の習慣が根付かない。 この前しばらくぶりにブックオフに行った。『コンビニ人間』が何冊か積まれていた。ちょっと読んでみるかと、買って帰った。 帰ってちょっと読んだらお腹が空いてきた。私は中断して缶詰を食べた。 それっきり読んでない。開始2ページで止まっている。まだなにも巻き起こってない。パートのおばさんが検品作業していただけだった気がする。その辺の記憶もおぼろげだ。 主人公の印象はなにも残っていない。登場はしていたと思う。でもま
満腹にならないように気をつけている。 やはり満腹まで食べるのは、身体に良くないそうだ。 食べ過ぎが良くないのは当然だと思う。理解できるし、体感もしている。 ただ私はどうしても「満腹」という言葉を憎めない。 「満腹」という言葉には、堂々とした豊かさがある。それからどことなく可愛い。 この可愛さは「まんぷく」とひらがな表記すると分かりやすいかもしれない。大変ポップでハッピーだ。 「まんぷく定食」「満腹コース」「大満足まんぷく弁当」「まんぷく食堂」 どうでしょうか。い
ある会社に面接へ行ったとき「仕事での失敗談を教えてください」と質問があった。 パッと思いついたのが、ラーメン屋に勤めていたときの体験だった。私は店を燃やした経験がある。中華鍋でラードを火にかけていたら、火柱が上がった。 消化器を探しても、どこにも見当たらない。火を止めているのに火柱は大きくなっていく。火災報知器のベルも鳴り出した。いよいよ本格的に火事である。 私は財布と携帯を持ち、火柱を放置して厨房を飛び出した。クビになるかもしれない。借金も負うだろうか。それでも命こそ
9月の半ばからnoteを毎日投稿している。今日もこの記事を投稿できた。 毎日の投稿をはじめる前に、「毎日投稿する秘訣」みたいな記事をいくつか読んでみた。 noteは毎日投稿が続けやすいと記されている。記事を投稿するたびに表示されるメッセージが、モチベーションを上げてくれるという。 「いやいやいや、そんな自動プログラムのメッセージにモチベーションをいじられてたまるかよ。そんなんで上がるわけないだろ」 記事を読んだ私の感想である。この記事を書いた人は、note運営に媚びて
ある朝タカシは、ノドの痛みとともに目を覚ました。 「今年の風邪はノドからか…」 タカシはすぐに風邪を引いたのだと悟った。 「ロックンローラーで良かったぜ」 ロックで飯を食っているタカシには、定時出社の必要がない。平日の朝から病院へ行ける。 タカシは裸のままベッドから起き上がった。ロックンローラーなので、いつも裸で寝ている。 そのまま素肌に革ジャンを羽織り、ヘッドフォンを装着。タカシはいつも通りの格好で病院へ出かけた。 へッドフォンからは、アフリカの民族音楽が流れ
「雨水って美味しそう」私は昔からそう思っている。「アマ」という音から「甘」を連想してしまっている。もちろん雨水が甘くないのは知っている。しかし想像上の雨水は確かに甘い。 ご飯をよく噛んで食べると味える甘さ、雨水の甘さはあの味に似ている。 雨水の甘味は、口に含んだ瞬間からさっぱりと消える。舌にまるで残らない。ただ甘味の余韻は不思議とある。五臓六腑に染み入った甘味を、身体が記憶している。 「南国の雨」と「雪国の雨」では、また違った味がする。私は山形県の出身なので、雪国の雨の
山形県の郷土料理に「ひっぱりうどん」がある。B級グルメとしても紹介される。 茹で上がった乾麺を各々がすくい上げ、タレにつけて食べる。タレは、納豆やサバ缶をただただ器に放り込んで作る。 この料理には、山形県の名産品は使われていない。使われているのは乾麺、納豆、サバ缶。主に保存食だ。 冬を越すため、嗜好ではなく必要から産まれた料理なのだろう。まさに郷土が産んだ料理。そしてB級。 私の祖父は、ひっぱりうどんが好物だった。近所には年中無休のスーパーがある。もはや鮮魚も生野菜も
2年前に姉が出産した。産まれたのは男の子だった。私にとっての甥である。 甥は私に似ている。母である姉、父である義理の兄を差しおいて、断トツで私に似ている。 母も姉も、赤ん坊時代の私にそっくりだと笑う。赤ん坊時代の私を知らない人も、現在の私にそっくりだと笑う。 現在の私と似ているのだから、赤ん坊時代の私と甥は、まさに已己巳己なのだろう。 甥にはまだ一度しか会ってない。私が東京に住んでいて、姉夫婦は山形県に住んでいる。なかなか気軽に会いに行けない。 子どもの成長は早い。
初デートでディズニーランドへ行くのは、オススメできないとよく耳にする。 その理由としては、待ち時間の長さが挙げられる。 ディズニーランドでは、ことあるごとに待ち時間が発生する。そして長い。 初デートの段階では、待ち時間中の会話がもたなくなる。お互いがストレスに晒さらされる時間が長くなり、機嫌も悪くなる。そうなると、お互いに良い印象は持ちにくい。 この理屈を聞いたとき、私は「初デートではディズニーランドへ行くしかない」と心に決めた。 私は待つのが得意なのだ。上機嫌のま
「クビにならない」これを目標に掲げ、私は一生懸命に働いている。あらゆる目標の中で最低クラスの目標かもしれない。 3ヶ月の試用期間さえ乗り切れれば、目標はほぼ達成できるはずだ。正式な社員は、そうやすやすと解雇されないだろうから。 私の支えになっているのは、同僚の田中さんの存在である。実は田中さんとは、まだお会いしていない。本当に「存在」だけが私の支えになっている。 決してミステリーやホラーではない。現実的な理由がある。 田中さんは、会社を1ヶ月以上も欠勤している。しかも
この記事で「読書の秋2020」に応募してみました。 https://note.com/takatosipop17sai/n/n5deab7b6ddb0 趣旨に沿ってるか心配です。
以前カラオケスナックへ行った。スナックは雑居ビルの4階にあった。もちろん個室はないので、歌ったらスナックにいる全員に聞こえる。 私の向かいのテーブルには、おじいさんが座っていた。おじいさんは、ギリギリ青年に見えるくらいの男性と2人で来ていた。 おじいさんとギリギリ青年は、たくさんカラオケを歌っていた。おじいさんは、おじいさんの割に若い曲を歌う。加山雄三などは歌わず「ワインレッドの心」などを気持ちよく歌っていた。 歌えば歌うほどに、おじいさんの気持ちよさは高まっているよう
夜の23時に散歩へ出かけた。ついでに24時間営業のSEIYUに寄った。私はバナナが好きなので、バナナを買うつもりだった。 バナナ売り場に到着し、私はハッと気づいた。財布を持っていない。バナナが買えない。 私はガッカリしなかった。実をいうとバナナの必要性はそこまで高くない。SEIYUはオマケ、メインは散歩である。 「買い物しようと思って財布を忘れる」この状況が愉快ですらあった。 愉快がっている最中に、今の状況がサザエさんの歌詞とほぼ同じだと気づいた。愉快な点まで一致して