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ふじや染工房が日本代表選手の浴衣をサポート⁉︎

タイトルは大げさではなくて、
ほんとうに日本代表選手の浴衣(ゆかた)をサポートする機会をいただきました。
"ソサイチ日本代表 中川貴晴選手"
ソサイチというのは、
7人制のサッカーのことでブラジル中心に発展してきている競技です。
日本はアジア大会で優勝し、9月のメキシコ世界大会に出場します。
私も長くサッカーを続けてきたので、ワクワクが止まらない話です!

ふじや染工房は創業以来71年間、
引き染めを得意とし、色無地に特化した工房です。

制作コンセプトは
情熱の赤と
何色にも染まない硬い意志を持つ墨色
全ての色が入る墨色の下に情熱の流れる血潮

硬い意志の下には情熱が流れている!
これをぼかしで表現しています。

中川貴晴選手が袖を通すたびに熱く•たぎる思いに!
そんな想いを込めて制作しています。

制作工程

構想が出来上がったので取りかかります。
浴衣づくりはまず白生地を選ぶところから始めます。

1day 巾は広目で涼しげな生地
2days 湯通しをして染めやすく準備をします
工房に引っ張って乾燥させます
3days 伸子(しんし)をかって、
地入れ(布海苔と豆汁)で平らに染まるように準備します
工房は昔ながらの土間仕上げです


4days パッション(情熱❤️‍🔥)の赤を下色に染めていきます
刷毛と使って手で染めていきます。


5days 蒸して色を止めます。
6days 1回目のぼかし
墨色になるように緑系をかけていきます
7days 2回目のぼかし
反対側からもぼかすことで、綺麗なぼかしになります
昔ながらの道具を直しながら使っています
8days 染め上がり直後
8days 色止め・発色のための蒸し
水蒸気の中に反物を入れます
8days 色移り・カビを予防するために水で洗います(水元・みずもと)
8days 工房に引っ張って乾燥
9days よし!イメージ通り!
墨色×紅赤

この後は、湯のし屋さんで湯のしをして
仕立て屋さんにお願いします。


17days 仕立上がりです。
敷居当てにも共布を使っています

ソサイチ日本代表
中川貴晴選手の着装予定は
7/8に七夕ゆかた祭りin日本橋にてイベント登壇
7/31~渋谷ヒカリエにてトーク対談
9/7~10 メキシコにてソサイチ世界大会の現地


とってもナイスガイ👍でした!

益々の活躍を期待しています!

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