30代後半からのExecutive MBA取得について(その1)
30代後半からのExecutive MBA取得について(その1)
日本でずっと育ってきて、ある程度経験積んでくると自分はこれからのキャリアをどうしたらいいのかって思ってくる。そこまでバリキャリじゃないけど、もう少しキャリアを伸ばしたいって思うことはごく普通のことだと思う。
私は全くエリートではないが、国内私大を卒業して、少し海外勤務を経験した。でもTwitterでキラキラしているMBAホルダーにはなれなかったし、30代後半になりキャリアをどうしようか迷っていた。外資系にいってもいいけど、他にもキャリアのブーストをできないか、そんな方の参考になればと思います。もちろん40代でも(私も40代に差し掛かります)大丈夫かと思います!
Executive MBAとは??
主に35歳以上のキャリアアップの手段の一つで、MBA(経営修士)が取得できるコースです。多くのトップスクールがオファーしており、最近は国内の大学でも開校が目立ちますね。海外だと社会人になってからも継続して学ぶ方が多いので、多くの有名大学がオファーしています。アジアだと、シンガポールや中国、香港などの大学も非常に人気があります。
数あるExecutive MBAプログラムの中でも、ここで私が修学したはIMDのExecutive MBAを紹介させてください
IMDのExecutive MBAの一般概要
**IMD (International Institute for Management Development)**は、スイスのローザンヌに本拠を構える、世界でも屈指のビジネススクールです。IMDのExecutive MBA (EMBA)プログラムは、経験豊富なプロフェッショナルを対象に、リーダーシップスキルを強化し、ビジネスの知識を深めるために設計されたプログラムです。
プログラムの概要
対象者
平均して10年以上の実務経験を持ち、少なくとも5年の管理職経験があるビジネスプロフェッショナル
多様な業界とバックグラウンドを持つ参加者
期間
約15ヶ月間で完了することが可能なモジュール制プログラム
オンライン学習と対面での集中学習モジュールを組み合わせた形式
カリキュラム
基礎ビジネス科目: ファイナンス、マーケティング、オペレーション、戦略、リーダーシップなど
リーダーシップ開発: リーダーシップラボ、コーチング、自己認識を高めるワークショップなど
グローバルプログラム: グローバルビジネス環境での実務経験を提供するため、各地での現地学習モジュールを含む
イノベーションと起業家精神: 新しいビジネスモデルの開発やイノベーションの促進に焦点を当てたプロジェクト
戦略プロジェクト: 実際のビジネス課題を解決するためのチームプロジェクト
学習形式
モジュール制: 学びやすさを高めるため、短期間の集中学習モジュールとオンライン学習を組み合わせて提供
現地学習: アジア、アメリカ、ヨーロッパでの現地学習モジュールにより、グローバルな視点を養う
卒業要件
すべてのモジュールとプロジェクトの完了
論文提出や最終試験の合格
メリット
グローバルネットワーク: 世界中のビジネスリーダーとの強力なネットワークを構築
リーダーシップスキルの強化: 実践的なリーダーシップトレーニングを通じて、即戦力としてのスキルを向上
キャリアの加速: 卒業生の多くが、キャリアの大幅な進展や新たなビジネスチャンスを得ている
入学条件
実務経験と管理職経験の証明
学士号(または同等の学位)
英語力の証明(TOEFLやIELTSなど)
面接と推薦状
IMDのExecutive MBAプログラムは、キャリアの中盤から後半に差し掛かるビジネスプロフェッショナルにとって、次のステップへ進むための強力な手段となります。グローバルな視点を持ち、リーダーシップスキルを強化し、ネットワークを広げることで、未来のキャリアを大きく飛躍させることができるでしょう。
IMDのExecutive MBAの特徴と素晴らしさ
1. 実務に直結したカリキュラム
IMDのExecutive MBAプログラムは、理論だけでなく実務に直結したカリキュラムが特徴です。プログラムは、現場での実践を重視しており、学んだ知識をすぐに実務に活かすことができます。これにより、受講生は現在の職務に即座に応用できるスキルを身につけることができます。
2. グローバルネットワーク
IMDはスイスに拠点を置くビジネススクールであり、その国際的なネットワークは非常に強力です。世界中から集まる多様なバックグラウンドを持つ学生たちとの交流を通じて、グローバルな視野を広げることができます。また、IMDの卒業生ネットワークも広く、キャリアのブーストや新たなビジネスチャンスを見つける上で大いに役立ちます。
3. パーソナライズされた学習体験
IMDのExecutive MBAプログラムは少人数制を採用しており、各受講生に対して個別のサポートが提供されます。教授陣やキャリアコーチとの密なコミュニケーションを通じて、個々のキャリア目標に合わせたパーソナライズされた学習体験を得ることができます。
4. 経営者としてのスキルセット
プログラムは、戦略的思考、リーダーシップ、イノベーション、変革管理など、経営者として必要なスキルを幅広くカバーしています。これにより、受講生は組織を効果的にリードし、変革を推進する力を養うことができます。
5. フレキシブルな学習形式
IMDのExecutive MBAは、忙しいビジネスプロフェッショナルのために設計されており、モジュール形式で提供されています。この形式により、仕事を続けながら学ぶことができ、自分のペースで進めることが可能です。
Executive MBA取得を検討する上で、IMDのプログラムは確かな選択肢となるでしょう。次回は、実際にIMDのExecutive MBAプログラムを受講した経験者の声や、具体的な学習内容についてご紹介します。