東京ミネラルショー2018へ行ってきました
本日、池袋サンシャインシティ文化会館ビルで行われている、東京ミネラルショー2018へ行ってきました。
内容は、鉱物、化石、隕石、宝石、天然石を扱う、国内外の業者さんが集まった即売会です。
会場は2Fと3Fの2フロア。
自分は目当てのものが2点ありました。
ひとつは、自分の誕生石(10月)であるオパール。
そして隕石。
正直、鉱物は専門外なので、リーズナブルな値段の誕生石があれば良いなと思っていました。
やはり高いものは数十万円以上で販売されています。
一通り見てまわって、色合いと、値段を見て、購入しました。
見ていて淡い青色がとても気分を落ち着かせてくれます。
そして本命、隕石。
そのなかでも自分はパラサイト隕石というものを探していました。
これは、石鉄隕石のうち、岩石部分の大部分が、かんらん石という鉱物で出来たもので、独特の模様をしています。
ただこのパラサイト隕石、全隕石のおよそ1%という低確率で飛来するそうで、希少価値が非常に高いです。
本日、ほぼすべての店舗を回って、パラサイト隕石を扱っているお店は視認できたのは3店舗。
その中で、隕石のみを扱っている海外の業者さんの店が、手を出せる金額だったので、購入しました。
これは1967年にロシアのマガダン州セイムチャンに落ちたパラサイト隕石(セイムチャン隕石)とのこと。
この模様がとても綺麗で気に入っています。
…正直、鉱物は専門外なのですが、この黄色いかんらん石の含有量が少ないため、そこまで高額ではなかったのかなと思います。
この黄色いかんらん石が多く含まれていると、値段も高騰するようです。
自分は今回のもので十分満足しています。
会場内で思ったこと
・意外と化石が安かったです。
特にアンモナイトは、1000円程度で完品が販売されていました。
そのためか、小学生くらいの子どもを会場内で多く見かけ、購入している子もいました。
小さい時から本物を間近で接することができて、良い環境だなと思いました。
・お店によっては、ルーペとブラックライト(UVライト)が置いてありました。
これは、紫外線をあてると、光る鉱物があるためです。
・量り売りをしている店舗も多く、「(例)¥1000/1g)」といった札があり、デジタルスケール(台はかり)が置かれていました。
「¥1000/1g」を見間違えて、1点1000円は安い…と思ってはいけません。
※量り売りしている店舗は、商品に値段が明記されているものも販売しています。
・英語で売り買いの会話をしている方が多かったです。
これは、海外から出展している方が多く、日本人のお客さんも英語で質問している方を多く見かけました。
さいごに、これまで骨董市をまわることはありましたが、鉱物メインのイベントは初めてだったのですが、見るだけでも楽しいと思います。
自分は目的のものがあったので、取り扱っていない店舗はすぐに移動してしまいましたが、じっくり見ると、1日ではまわりきれないかもしれません。
会期は12月17日(月)16:00まで
会期は12月17日(月)16:00までなので、お時間があれば見てみてはいかがでしょうか。
入場料は一般¥800、学生¥500、中学生以下は無料です。
いただいたサポートは創作活動(製作費、取材費、参考資料の購入費など)に活用させていただきます。