僕の音楽日記#001 財津和夫/宇宙塵
僕はなぜか一時期ニューミュージックに傾倒していたことがありました。
しかも親の影響とかそんなのではなく、単なる成り行きで(笑)
その中でも自分のお気に入りが村下孝蔵とチューリップでした。
今回はそんなチューリップの中心的存在、財津和夫氏の「宇宙塵」を聴いてみた感想を一つ。
音楽に関してはほぼ素人ですから、意味のわからないことや妙に上からな事を書いているかも知れませんが、意図したものでは無いのでご了承下さい。
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第一印象 「な…なにこれ…?(笑)プログレ?」
まずは全編英語詞の「Something in The Sky」でスタート。
これがすごいプログレっぽい。良い意味でも悪い意味でも。
ちょうどよい感じに盛り上がったあとに、何曲か中期チューリップっぽい曲を挟んだら、
「酒の唄」に突入
これが目まぐるしく曲調が変化し、ある意味スリリングで、このアルバムの中で一番プログレっぽい曲となってます。
ただ…歌詞が…
最初は良いんだけど中盤あたりから無理に押し込んた感が凄いんですよね…
まあそれが財津さんらしいといえばそうなんですけどね(笑)
その後は格好良い曲や面白怖い…?(笑)曲など、バラエティに富んだ楽曲群が続きますが、最後を占めるのは「光の輪」
こちらもプログレっぽい曲なのですが、これがとても幻想的かつ壮大な曲で、もうなんとも言えない位感動的な気持ちになります。
この曲がこのアルバムのラストナンバーなので、とても感動的な気分で聴き終えることができます。
総評:総合 7/10
メロディ 9/10
歌詞 5.5/10
構成 7.5/10
流石は和製ポール・マッカートニーと言われるだけあります。メロディに関してはとても素晴らしく、言うことなしです。
ただ歌詞がやはりちょっと…なイメージです。
歌詞の押し込み感が無ければ、自分の中では傑作の1つになっていたと思います。