死を身近にするには
おはようございます!
いつかは、衰えて、死にます。
医療のお手伝いをしていますが、
医療は、衰えないように、死なないように
力を尽くすわけです。
反対に、衰えず、死なない世界を
想像してみます。
極楽の世界です。
憧れはしますが、幸せなのだろうか?
とも思います
衰えず、永遠の命が手に入ったとすると、
人は何もしなくなるのではないでしょうか。
有限の世界にいながら、
無限の世界を想像することに
限界はありますが、
そのように思います。
いつか、衰えて死ぬから、
輝きがあるのでしょう。
月があるから太陽があるように、
太陽があるから月があるように。
そして、皆が例外なく、衰えて、死を迎える。
衰えたり死ぬことを、
普段からもっと身近にしておきたい。
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衰えたり、死ぬことが
身近でなくなってきたのは、
核家族化によるものでしょう。
核家族化が進んでいると言われる
英米はどうなのでしょうか。
宗教がその役割を果たしているのでしょう。
そうすると、
宗教が身近でない日本は
どうなるのでしょうか。
家族と社会のあいだにある、
地域の共同体は一つの選択肢です。
地元というやつです。
それもない、
私のような東京育ちは
どうするのでしょう。
私のような人たちで交流がはじまり、
緩やかな共同体ができていく
のかもしれません。
今日もよろしくお願いします。
安島