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スモールビジネスの魅力

おはようございます!

プライベートジェットの会社があります。

整備・運航を行う小さな会社ですが、
JALANAクラスの大会社から
事業譲渡の打診が絶えないそうです。

大会社ならば、
自前でプライベートジェットの整備・運航事業
をすればよいと思いますが、
それがそう簡単ではないそうです。

まずは整備士。

プライベートジェットは小さいので、
機体全部を少人数で整備します。
プロペラ、エンジン、翼、通信等々、
技術は多岐にわたります。
それらすべてを習得する必要があります。
それが整備士の醍醐味でもあります。

しかし、大会社の整備士は、
大型ジャンボジェット機などを整備するので、
専門が分かれるそうです。
エンジンならエンジン、通信なら通信と
専門分化された大組織となります。

従って、大会社の整備士が、
プライベートジェットの整備が
できるかというと課題が残るとのこと。

次に、パイロットです。

プライベートジェットのパイロットは、
乗客との距離が近く、
タクシーの運転手と乗客のようです。

JFK空港に着いたら、
軽く食事がしたいのだけど、
近くにお勧めのレストランはあるかな?
などと乗客から聞かれるわけです。

そして、その乗客とは、一般客ではありません。
トヨタとか、ソフトバンク、楽天等
そうそうたる会社の社長クラスです。

次元の違うホスピタリティが求められます。

大会社のパイロットも
ホスピタリティを求められますが、
せいぜいマイクを通しての
一方的なアナウンスです。

大会社のパイロットが、
プライベートジェットのパイロットを
できるかというと簡単ではありません。

スモールビジネスは、
一人で全方位の仕事をすることになります。
そしてそれが、醍醐味なのです。

飛行機に例えるならば、
ジャンボジェットの客席に
大勢で乗り込むのか、
プライベートジェットの操縦桿を
一人で握るのか。
そのくらいの違いがあります。

どちらの仕事も、意義があります。
しかし、どちらを選択するかは
個人にとって決定的な意味を持ちます。

私はいつも
スモールビジネスを選択してきました。

今日もよろしくお願いします。

安島

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