Fact&Logicの落とし穴
おはようございます!
帰還した爆撃機が被弾した個所を
プロットした絵があります。
第二次世界大戦の時のことです。
統計学者のウォールド氏は、
帰還率を高めるために、
被弾していない個所に装甲板を追加するよう
アドバイスしたそうです。
何故なら、
被弾していない箇所を攻撃された爆撃機は
帰還できなかったからです。
まあ、そうだろうなと思いました。
別な話ですが、
サピエンス全史に書いてありました。
石器時代は、木器時代であると。
石器時代というと
原始人が石と石をぶつけて
石器を作っているイメージを
私は持っていました。
しかし、それはまれな光景で、
大半は自然の木材を道具にしていて、
木器は後世まで残ることなく、
まれに使っていた石器が
残っているそうです。
この話には、「!」と思いました。
さらに別の話ですが、企業の記者会見で、
買収した企業が巨額な損失を抱えていた
と説明していました。
その方の表情には、
なんでそれをその時気づかなかったのだと
書いてあるような気がしました。
見えているものだけで
判断するのはリスクが高い。
見えていないものは何か?
話されないことは何か?
そこに想像力を働かせたい。
Fact & Logic の落とし穴です。
今日もよろしくお願いします。
安島