サル組織か、ゴリラ組織か
おはようございます!
効率を求めるならばサル組織がよい。
そのように山極壽一先生は言います。
あらかじめ、上下関係をつけておき、
下の者は上のいうことを聞く
という社会です。
一方で、ゴリラの社会はあらかじめ
上下関係をつけておかずに
信頼関係をもとに行動するそうです。
ゴリラがけんかをすると、
上下関係がないので
派手になりやすい。
けんかが派手になったら、
他のゴリラが仲裁に入り、
上下の決着をつけずに、
抑制して矛を収めさせるとか。
日本の社会は、サル社会が多いと感じます。
家父長制がベースにあるからでしょう。
すぐに家長やお上を奉り、
上が言っているのだからと
収めようとします。
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私には、ゴリラ社会があっています。
皆それぞれに平等だと心底考えていて、
問題が起こると事実をもとに
相談して決める癖があります。
ただこれは、確かに効率が悪いし、
組織は大きくなりません。
これは好き嫌いなので、
いかんともしようがありません。
でも、
サル組織だけ、ゴリラ組織だけと、
ゼロサムには考えないようにしています。
事業の立ち上げの時はゴリラ組織で、
立ち上がって加速するときは
サル組織があっています。
同じ時期でも、
新しい芽を出すときはゴリラ組織、
芽を育てるときはサル組織がよいでしょう。
こうして使い分けられるとよいのですが、
どうしても私は
ゴリラが少し多めになってしまいます。
ゴリラ万歳!
今日もよろしくお願いします。
安島