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soku_gekku
戦国時代の高価な茶器を笑えるか?
おはようございます!
昨晩は、
大河ドラマと日本シリーズを
行ったり来たりしてみていました。
大河ドラマでは、
関ヶ原に向けてまっしぐらの展開です。
その少し前の回ですが、
家康が秀吉に茶器を送っていました。
これが名品とのことで、
一国に値する価値があったとか。
「初花肩衝(はつはなかたつき)」
というものです。
現代の感覚からすると、
茶碗一つが一国に値するとは
どうなのかと思ってしまいます。
国内が治まりつつあり、
功績があっても
切り取った土地がなく
分け与えるものがなく、
何らかの方法が必要になり、
ひねり出したやり方なのでしょう。
*
しかし、それを笑ってばかりもいられません。
現代だって、
ただの紙切れを一万円札などと称して
ありがたく使っています。
おまけに、それを刷りまくって
経済がよくなったといっています。
自らを省みれば
戦国時代を笑えません。
私たちはヘンになっているかもしれない
と時々考えてみるのも悪くありません。
今日もよろしくお願いします。
安島