戦略・組織・人材
おはようございます。
組織を変える時があります。
西洋風に言うと、
組織は戦略に従います。
戦略があり、
それを実現するための組織があり、
それを実現できる人材を集めるとなります。
東洋風に言うと、
組織は人材に従います。
現在の人材がいて、
それで組める組織があり、
それで実現できる戦略を遂行するとなります。
両方の視点が必要だというのが
私のスタンスです。
組織を変える時は、当然、
こうしたいという意思のある戦略を
念頭に置きます。
しかしながら、
それに合う人材を集めればよい
とは思いません。
大半の組織において、
人材は現在のメンバーを前提にしています。
多少過不足のあるメンバーの入れ替えが
ある程度でしょう。
それは経営をゼロから組み立てる
などということは難しく、
経営はゴーイング・コンサーンだからです。
それが故に、組織を変える時は、
現在いるメンバーに少し視点を変えてほしい
という望みを込めたものになります。
ガラス細工を扱うような感覚です。
情理を尽くしたか?
経営者はいつも自問することになります。
今日もよろしくお願いします。
安島