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診療のオンライン化

おはようございます!

病気のことはネットで調べられます。

クリニックや病院の先生から
よく聞くのは、患者さんや家族は、
病気のことを
かなりネットで調べているということです。

この病気ではないか?
あの病気ではないか?
と言われることが多いそうです。

私も病院に行くときは
かなり調べてから行きます。
ただ、あまり口には出しません。
先生がやる気を無くしたら困るからです。

先生が聞くことに答え、あとの方で、
聞かれていないことを
遠慮がちに口に出して
先生の反応を待ちます。

そこでの会話に納得がいかないと、
その先生からは足が遠のきます。

もっと、極端な話も聞きます。

患者さんが先生の問診はそこそこに、
検査結果の数値ばかりを確認するそうです。

確かに、自分の検査数値ばかりは
ネットで調べられません。

その数値を聞いて、
ネットで調べたことと
答え合わせをするのです。

昔のお医者さんの仕事とは
だいぶ変わりました。
気分を害するお医者さんも多いでしょう。

経営コンサルタントの世界も実は同じです。

昔は調査・分析をして、提言したものです。
6ヶ月が基本契約期間でした。

しかし、今は、クライアントに呼ばれて、
膨大なファイルを渡されて言われます。

ネットでここまでは調べて考えました。
ここから専門家としての付加価値を
つけて下さい。
期間は3か月、
出来れば1か月でいかがでしょう。

かなりの部分が
ネットに置き換えられたのです。

オンライン診療も、
わざわざ病院に行かなくても
自宅で話せます。便利でしょう?
と言われてもハテナです。

それすら面倒なのです。
患者さんはわがままなのです。

予約してスマホで話をするなど後の話です。

その前に、ベッドでスマホをいじりながら、
お腹が痛いなとか、熱はないなとか、
ポチポチやりながら
自分の病気のあたりをつけたいのです。

技術は進歩してきました、
それに応じて患者さんは変わりました。
それに合わせて工夫していくのは
楽しいことです。

先生方も、ベッドでスマホを、
ポチポチしているではないですか。

今日もよろしくお願いします。

安島

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