紙を使わなくなった
おはようございます!
62歳のこの私がです。
私のコンピュータ初体験は
マッキントッシュです。
1984年4月に日本で発売されました。
アメリカでの発売に遅れること3ヶ月。
50万円以上した記憶がありますが、
高いとは思いませんでした。
勤め先は先端のアメリカ会社でしたが、
共用コンピュータはまだなく、
テレックスがある程度でした。
個人ユースで買い求め、
主に計算機として使いました。
ペットのようにかわいがりました。
その後は、
ワードやエクセル、パワポイントを
多用するようになり、
主にクライアントに提出する
資料作成として使いました。
ちなみに、手書きの原稿を、
手で清書してくれる社員がいた時代です。
それにもなれると、
3つのアプリの上で色々な作業をして、
思考ツールとして使うようになりました。
ポケット地図はビジネスマン必携でしたが、
Google Mapとともに消えました。
それでもスケジュール帳は
紙のほうが便利でしたので、
手帳でスケジュールを管理しました。
そのスケジュール管理も
スマホに移行しました。
スケジュールが消えたらどうしようという
恐怖はかなりありましたが杞憂でした。
手帳がなくなってからは
すぐに見たい資料、
組織図や職員名簿だけ持ち歩きました。
しかし、先日気がついたら、資料も含めて
紙を持ち歩かなくなっていました。
恐ろしい変化です。
私が紙と鉛筆を持ち歩かないのです。
そんなことはないだろう
と思っていたのですが、
無意識にそうなっていました。
世の中、変わります。
人間、どんどん変わります。
想像を超えて、自分すら変わるのです。
おそらく、死ぬとき、
私はスマホを握りしめているでしょう。
葬儀屋の音楽はしみったれているので、
自分だけイヤホンで明るい曲を
棺桶の中で所望するかもしれません。
*
そんな原稿を書いて今朝出そうとしたら、
家のWiFiが故障して、
ギャーギャー騒いでいたら、
妻が修理してくれました。
ペーパーレス老人も形無しです。
今日もよろしくお願いします。
安島
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