採用の悲喜こもごも(続)
おはようございます。
仲間に入れない問題もありますが、
簡単に入れてしまう問題もあります。
採用するときに、3回も4回も面接をすれば、
少なくとも3-4人は面接官がいて、
大半の人が採用に賛成したわけです。
ところがです。
組織に参画して2-3年もすると、
評価が良かったり悪かったりするわけです。
評価が悪い時に、
「あの人、誰が採ったんだ」
「お前か?俺は反対したんだ」
「いやいや、俺も反対だった」
という会話が散見されます。
誰も採っていないのならば、
何故、彼がいるのかということになります。
採用責任の問題です。
無責任に採用しているということです。
こういうことを少しでもなくすには、
誰が採ったのか、誰に採られたのかを
内外に明示することです、
うちのコンサルティング会社では、
徒弟制度のように、
幹部がそれぞれ一人を採用することにして、
候補者はどの幹部に採られたいかを決める
ようにしていました。
これは結構うまくいきました。
人の成長には好不調の波がありますが、
この人に採られた、自分が採ったという事実が、
心の支えになっているのだと思います。
今日もよろしくお願いします。
安島
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