女の子の学力の伸ばし方に続いて
こんにちはたかたくんです!
今日は昨日投稿した性差における学力の伸ばし方に続いて、女子選手にフォーカスした1冊を紹介します!
女子選手のコーチングメソッド/佐藤雅幸
きっかけ
この本に出会ったきっかけはまず2年前に女子バレーボール部の顧問を務めることになったことです!私の専門は野球で,2年間野球部の顧問を務めさせていただきましたが、諸事情で女子バレーボール部の顧問になりました。
バレーボールはもともと母の「ママさんバレー」の影響もあり、テレビでもよく見ていたたので好きな種目でした。しかし指導する、特に女子となると初めてなことが多すぎて不安でした。そこで当時の私は様々な本に出会いました。まずはルールブック。野球を知る時もそうだったなと今は思えます。
それからバレーボールの指導書などなど。色々なものを探すうちにこの本に出会いました!ネットショッピングで口コミに惹かれて購入。
読んで見て
1.男の指導者でもいいんだ!!
女の子のことなんか女の人のほうがわかるに決まってる。そう思っていましたが、男性が女性を指導するメリットもあることを知って、多少自身になりました。確かに女子バレーボール全日本の監督も柳本さんや眞鍋さんなど男性の方も多くいます。逆の発想をすると野球に女の監督っていないなあ。
2.独特なスイッチの入り方
女の子がよく鏡の前で自分の身だしなみを整えているのを見かけますよね。アスリートの場合それが切り替えや集中のスイッチになっている人も多いようです。部活の時にもよく見かけていましたが、正直「気になるなら髪を結べ」とか野球においては「だったら短くしてこい」と思うことが多かったです。(笑)
女の子には特にこのような面があると知ってからは、「あ!集中入れなおしてるな」とかプラスにも捉えられるようになりました。お互いがやるべきことに高い集中力で臨める状態が良いですよね!時間をかけすぎては元も子もないですが。
それから
この本で初めて知ることや、今までやってきたことの答え合わせのようなことができてとてもためになりました。そして選手と良い関係性を作ることができたことから、ある程度の結果や自分の中での達成感を得ることができたと感じました。
残念ながら1年間のみの顧問となりましたが、また女子部活に携わってみたいと思っています。そのように思えたのも自分のウィークポイントだと思っていた「女子選手との関係づくり」が、様々な学びを通して少しは自信の持てるストロングポイントに近づいたからだと思います。弱点は冷静に分析し、適切なアプローチをすることで改善され、更には強みになっていくものだと改めて感じることができました。