インプット、アウトプット、そしてフィードバック
●インプットとは
「入力」という意味。
情報や知識を新たに吸収すると言う意味で使われる。
●アウトプット
「出力」と言う意味。
知識や情報を外に出すと言う意味で使われる。
●フィードバック
アウトプットによって得られた結果を評価し、その結果を考慮して次のインプットに修正を加える。
反省や改善と言う意味で使われる。
■インプットしただけでは直ぐに忘れてしまう
何かを学んだ時、20分で42%、1時間で52%
、24時間で67%の内容を忘れてしまうと言われている。
これは、インプットと言う行為の記憶の質が「意味記憶」だからだ。
意味記憶は簡単に言えば知識の様なものだが、覚えにくく忘れやすいと言う性質がある。
具体的に言えばテレビで聞いた知識や、本で読んだ情報なんかがこれに当たるが、あんまり記憶に残らないと思う。
この事からただインプットするだけでは、なかなか記憶が定着しない。
■アウトプットする事で記憶が定着しやすくなる
インプットが「意味記憶」なのに対してアウトプットは「運動性記憶」に分類される。
アウトプットと言う行為は、頭に蓄えた知識を外に出さなければならないが、それには必ず運動が必要になる。
書く、喋るなどの手段をとっているはずだ。
運動性記憶は定着しやすい性質がある。
自転車の乗り方、字の書き方等、しばらく経ったとしても忘れずに覚えているはずだ。
意味記憶≦運動性記憶
インプットしたらアウトプットする。
インプットとアウトプットを何度も繰り返す事で、飛躍的に自己成長が可能となる。
■プラスαでフィードバックを加えると完璧
実はアウトプットした後、次のインプット前に必要なプロセスがある。
それはフィードバックだ。
特に成長の目的でインプットアウトプットを繰り返しているのであれば、必ず分析、改善を加えよう。
成長の方向性と言うのは、短所克服、長所伸張の2つしかない
インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルを、忘れないようにしよう。