ためになる禅語集
■喜捨(きしゃ)■
惜しむ心なく,喜んで財物を施捨すること。
施捨は仏・法・僧の三宝を守るためでもあり、また財物に対する執着や物欲から離脱させる意味もある。
つまり、執着心を捨てるという事。
■把手共行(はしゅきょうこう)■
「手をとって共に行く」という意味。
愛する人との歩みや、手を取りあい助け合って生きていくと言う意味で使われる。
■随所快活(ずいしょかいかつ)■
いつ、いかなる状況でも自分らしく自然体でいる。
飾らず、ありのままで生きていく事の教え。
■歩歩是道場(ほぼこれどうじょう)■
一歩一歩が道場であり、日常の行動の一つ一つが仏行。
人生は修行、学びの場。
今ある環境は自分を成長させる。
■明明百草頭(めいめいたりひゃくそうとう)■
この世に必要ない人などいない。
■脚下照顧■
自分の足元をよくよく見よという意。
もと禅家の語で、他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。
他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。
また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことをいう。
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