「天然醸造醤油蔵元 有田屋」さんへご挨拶
10月15日、無事に地域おこし協力隊としての活動を始めることができました。
この日はほぼ1日を使って、協力隊員としての活動スケジュールや相談などのOJTをしていただきました。
その後、以前から相談に乗ってくださり、アドバイスをいただいていた有田屋さんへご挨拶に伺いました。
有田屋さんへのご挨拶
天然醸造醤油蔵元 有田屋さんは群馬県安中市で創業190年を誇る老舗の醤油メーカーで、僕が地域おこし協力隊に着任する前から交流があり、多大なご助力をいただいていました。
当然ですが、僕も移住する前は不安を感じていました。仕事を辞めてまで協力隊という活動に参加すること、自分の知らない土地に移住すること、すべてが未知の体験です。
そんな時、有田屋さんは僕が安中市に移住を決めた時から、地域の魅力を教えていただいたり、生活の面でもいろいろとアドバイスをいただいたりと、とても温かく迎え入れてくださいました。
そのアドバイスやご助言があったおかげで、僕は地域おこし協力隊として安中市に移住する決断をすることができました。正式に活動を開始するにあたって一番にご挨拶したい方々だったので、着任日に早速訪問させていただきました。
今回のご挨拶の際も、他愛もない話から、とても貴重なアドバイスまで、さまざまなお話をする機会をいただき本当に感謝しています。
碓氷トンネルで貯蔵している醤油たち
ご挨拶に伺った際、ちょうど有田屋さんでは碓氷峠にあるトンネル内で作業があるとのことで、お手伝いできればと思い一緒に碓氷峠まで向かいました。
普段は立入禁止区域のトンネルらしく、何重にもバリケードされているエリアを進んでいきました。奥に進んでいくと段ボールに積まれたお醤油がたくさん。
最近あった大雨のせいで荷崩れの危険があるらしく、段ボールから金属製の貯蔵ボックスに移し替えるとのこと。
段ボールに触ってみると湿気のせいですっかりふにゃふにゃで、運ぶのもすごくこわい.......お願いだから底抜けないでね.......このお醤油...1本3000円する高級品なんだから.........
今回はワイナリーで使用されている金属製の貯蔵ボックスに商品を移し替えていきました。この金属製ボックスがまたかっこよくて、瓶とあいまって男の子心をくすぐってきます。
段ボールから1本ずつ移し替えていくのですがこれがなかなか骨の折れる作業...。段ボールはちょっとの力ですぐ崩れてしまうから、超慎重に作業しないといけません。そして常に中腰!腰が痛い!笑
なんとか作業を終えると、あたりはすっかり暗くなっておりました。でも夜のトンネルもかかっこいいなぁ。写真を残してなかったのが心残り...。
別の道から安中の未来を想う
有田屋さんは常々、「安中市が盛り上がり、もっと良くなるように、自分たちも動いていきたい」とおっしゃられています。
僕はまだ「移住者」という立場ですが、安中市で何ができるのか、どうすれば地域の方々の役に立てるかを常に模索しています。
これからも多くの場面で一緒に活動し、またそれぞれの形で地域に貢献できればと願っています。
まだ協力隊としての活動を始めたばかりですが、この日、有田屋さんとの交流を通じて、安中市がもっと良くなる未来の一端を垣間見た気がしました。
「天然醸造醤油 有田屋」について
今回ご紹介した有田屋さんのホームページはこちらです。どのお醤油もとても美味しいので、安中にいらした際にはぜひ寄ってみてください!
公式ホームページ
公式インスタグラム
有田屋の広報チームが発信する公式アカウント
安中市観光機構と廃線ウォークについて
安中市観光機構では、1997年に最終運行となった信越本線新線(横川〜軽井沢間)の廃線跡を歩ける「廃線ウォーク」を実施しています。
安全に配慮されたガイド付きのプログラムで、写真撮影の時間もたっぷり。碓氷峠の歴史と風景を楽しむ絶好の機会です!
廃線ウォーク
安中市観光機構の公式インスタグラム