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30万円/納期1ヶ月ぐらいからプラスティック射出成形ができる 深圳のメイカースペース/インキュベータ大公坊iMakerbase

自前で射出成形ができるメイカースペース

僕が所属していて、秋田先生 @akita11と共同で管理しているメイカースペースiMakerbaseには、射出成形の工場があり、CADエンジニアや金型のエンジニアを抱えている。


入力は.stepファイル、複雑な金型だと4万元、簡単なやつは1.5万元ぐらいから(30万~80万円)

iMakerbaseは郊外に巨大な射出成形の工場があるが、深圳市内のメイカースペースでも小規模な金型製作と射出成形は行っている。
あくまで僕や秋田先生がお願いする前提の要求や精度で、どのようなものができるか、スタッフに聞いてみた。

複雑なものは4万RMBぐらい

写真のコレは3Dプリンタで出力したサンプルだが、ネジが切ってあってパンチホールも開けている複雑なものなので、4万RMB(80万円)程度は見込んだほうがよさそう。

普通のプラスティックケースだと3万RMBぐらい

これは一つの金型で2つのケースを出力して組み合わせているよくあるプラスティックケース。実際にここで出力したもので、これだと3万RMBぐらい。

キーボードのキートップだと、だいたい6-7種類のキー(スペースキーは大きい、とか)を同時に出力する。裏側のコネクタは全部一緒と仮定して、「これもだいたい、全部一度に出力するとして、3万RMBぐらい」とのこと。

簡単で小さいものだと1.5万RMBぐらい

こういうシンプルなプラスティックパーツだと1.5万RMBぐらいから、とのこと。

納期はどれも、直接iMakerbase内でやり取りできる前提で1ヶ月ぐらい

納期はだいたい1ヶ月前提だが、これはコミュニケーションロスをあまり考えていないので、1.5ヶ月とか見込んでおいたほうがいいかもしれない。

それでも、カジュアルに射出成形ができるのは、ものづくりの選択肢を大きく広げるので、ぜひ試してみたい

射出設計はサンプルやり取りなどのやり取りが多く発生する。
僕らみたいに深圳のメイカースペースに入居してて、信頼感もあって簡単な会話も中国語でできる人ならiMakerbaseで依頼する意味はあるが、日本からならアリババで業者を探すほうが良いと思う。
たとえばこのオカモトラボさんのブログではやり取りの様子含めて公開されている。


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自分の中で整理がついてまとめたものは、何かしら記事やレポートにするけど、「まとまるまえのものや小ネタをすぐ見たい」という要望を聞いて、フォトレポートを始めることにしました。

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