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はじめまして!

はじめての方も、そうでない方もこちらでお会いするのは「はじめまして!」ですね。
プロフィールにも記載してあるのですが、ワタクシこと吉坂隆はオカルティック・ジュエリーデザイナー(自称・・)として20年以上もの間活動してまいりました。オカルティックとは様々な意味があるようなのですが、一般的には神秘的であったり超自然的、不思議なという意味の形容動詞となります。そのどれもが、ワタクシのアートワークのテーマとなっておりますが、最も的を得ているのが「怖くて美しい」ということです。

そして『haraKIRI(ハラキリ)』と『呪具屋(じゅぐや)』という2つのモンスターブランドの手綱を握っております。どちらもかなりオカルティックなアプローチをしてきたジュエリーブランドです。故にブランドの詳細といったものは(意図的に)謎に包まれてまいりました。

そんなワタクシがなぜ今になって自分の人生を曝すような暴挙に至ろうとしているのか???それには2つの理由がございます。

「モノ(=商品)」の時代は終わった(気がする)

80年代中盤くらいから90年代初頭にかけて発生した日本のバブル期以降の急激な経済発展あたりから、我々日本人には「良いモノを作れば自動的に売れる!!」神話が根付いていたと思います。実際どの分野においてもそうでした。ファッション業界でも、素材にこだわれば値段を釣り上げても売れてましたし、宝飾業界では日本製というだけで海外需要が爆上がりしていたようです。
しかしここ数年は上記のようなノリではなくなってきております。つまりメイド・イン・ジャパンは勲章にならず、それだけでは勝負出来ないということだと思います。コロナ以降はその流れが加速してるようにも思えます。
ではなぜそうなったかというと、様々な要因があるとは思うのですが、端的にいうと全てのモノのクオリティが底上げされたからではないでしょうか?スーパーで売ってる食材や外食した際の食事で、極端に美味しくないモノってそんなにないのではないでしょうか?服に至っても、値段が安い商品でもそこそこに美しかったりします。つまり「安かろう良かろう」現象になってるのです。
つまり「モノ」の時代から、「ヒト、コト、トキ」の時代に完全に移行しているようです。
・ヒト=あなた自身
・コト=体験や思い出
・トキ=その時間
これらが盛り込まれていないと、伝わらない時代なのです。
ですのでワタクシのブランドについてもいつまでも謎に包んでいるのではなく、上記3点をシッカリとお伝えしてゆこうかと思います。

人生の議事録として

ワタクシも人生の折り返しを過ぎまして、就活はまだ早いとしてもそこそこ積みあがってきた経験や挫折などを書き留めておきたい欲求が出てきたわけです。
それは、インスタやXなどでワタクシの作品をご覧になった方が「こんな攻めてるデザインのリングってどんな人がどんな思いで作り出したんだろ?」という思いを持っていただけた際の答え合わせが出来る場にもしたいと思っております。作った本人からすると当然のことで、さして凄いことでもないような場合でも、購入者様や他人様からしたらとてつもなく凄いことだったりするようです。ですので『なぜ今の仕事をするに至ったのか?』ということを主軸にしながらも、ワタクシがどのタイミングでどういう人と出会い、何を思いどういった行動してどうのような結果になったかといったことを、幼少期から順を追って書き綴ってゆこうと思います。
そうすることにより、ワタクシの作品をご購入いただいた方には更にストリーづけが為されたことで満足度を爆上げしていただければ幸いです。

まとめ

出だしから長々と書きまくってしまいましたが、ワタクシの半生を晒すことにより少しでも皆様の人生のお力添えになるようであれば幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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