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青のつながり―自身のミッションを胸に刻む

新年あけましておめでとうございます。
本年も静岡ブルーレヴズ共々よろしくお願い申し上げます。
(11月、12月はnoteを更新できておらず失礼しました!)

※クラブ公式サイトに掲載しました新年のご挨拶はこちら↓

今年でプロスポーツチームの経営者16年目(うち2年間はリーグの責任者でしたが)に突入。36歳で社長やバスケの経験もなく、縁もゆかりもない栃木でチームをゼロから立ち上げてから、あっという間に15年が経過しました。

そして、慶應高校でアメリカンフットボールを始めて本格的にスポーツに関わるようになってから36年の月日が経ちました。高校大学と日本一を目指してアメフトを続け、社会人では選手を続けるつもりはなかったものの、学生時代に日本一になれなかったことから「どうやったら強いチームがつくれるのか?」ということを学びたいと思い1993年にリクルートに入社。

当時2部リーグから昇格したばかりのリクルートシーガルズ(現 オービックシーガルズ)で選手を続け、日本一になるチームづくりの過程を経験。また仕事では求人広告を通じて企業の人材採用をサポートし、コンサルティング部門では経営の基礎を叩き込まれ、強い組織づくりについて学びました。この20歳代の選手や仕事を通じての経験が自分自身の「強いチームづくり」の原点となっています。

1997年1月3日ライスボウル初優勝(タッチダウン誌より)

30歳になった2000年に選手を引退しリクルートも退社(実は入社時に特に理由もなく30歳でやめると決めてましたw)。当時リクルートがスポーツからの撤退を決定しており、チームの存続に向けて設立されたシーガルズの運営会社と契約し、リクルートからの支援が減少する中それを補うべくスポンサー営業に奔走。現在リーグワンの理事長でいらっしゃる玉塚元一さんが当時役員だったユニクロ(ファーストリテイリング)にスポンサーになっていただくなど、実践を通じてスポンサーシップやスポーツビジネスの基礎を学びました。また2001年からコーチの仕事も兼務し社会人日本一になることができ、指導者という立場でも強いチームづくりを学ぶことができました。

2003年~2006年はリンクアンドモチベーションでスポーツチームを対象としたコンサルティングに従事。2005年にはヤマハ発動機ラグビー部(現 静岡ブルーレヴズ)のチーム強化をサポートさせていただき、その時のご縁が今日に繋がってます。そしてなんと古巣であるリンクアンドモチベーション様には今年から静岡ブルーレヴズのパートナーにもなっていただきました!

それまでの日本一のチームづくりやコンサルティングで学んできたことを自らが当事者となり実践したいという思いが強くなり、2007年に栃木ブレックス(現 宇都宮ブレックス)の社長として創業に参画。2010年には日本バスケットボールリーグ(JBL)で優勝し、創設から3年で日本一となることが出来ました。

2012年~2014年は後のBリーグにつながる新リーグ(NBL)の創設に専務理事として関わりましたが、2014年11月に経営難に陥っていたつくばロボッツ(現 茨城ロボッツ)を再建するべく社長に就任。2016年にBリーグ2部に参入し、2021年にはBリーグ1部に昇格することが出来ました。

栃木と茨城でプロバスケットボールチームの経営者として学んだことは、強いチームをつくることと共に、「いかに地域に愛されるチームをつくるか」ということ。2010年宇都宮の中心市街地での優勝パレードと報告会、2021年水戸の中心市街地での昇格パレードと報告会、この2つの光景が自分の原体験になっています。

「強いチームをつくり、そのチームをもって地域を盛り上げる」「地域に愛される強いチームをつくる」これこそが自分のミッションであると、新たな年を迎えた今、あらためて自身の胸に刻んでいます。そして、このミッションを定める原体験となった高校から今日に至るまで36年間で所属したすべてのチームのカラーが青。もう自分の体には青い血が流れていると思います(笑)。これまでの青のつながり、青のご縁に本当に感謝しています。

36年間で関わったチームのカラーがすべて青。青のご縁に感謝。

青のつながり、青のミッションの集大成となるか!?50歳代の静岡ブルーレヴズでの青臭いチャレンジ。自身のミッションを成し遂げるべく、静岡ブルーレヴズを必ずや強くそして地域に愛されるチームにします。

いよいよ今週末からラグビー新リーグ「Japan Rugby League ONE」が開幕。1月23日(日)のホストゲーム開幕戦では、青色のフリースポンチョを先着1万名の方にプレゼント!スタジアムを真っ青に染めて、記念すべき新リーグでの新チームの緒戦を迎えたいと思います!ぜひスタジアムに足をお運びいただければ幸いです!

記念すべきホストゲーム開幕戦を青で染めよう!


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