5 Best Songs...July②
syd B "ARE YOU FEELING IT TOO?"
LA拠点に活動するSSW、syd Bが新作EP『ARE YOU FEELING IT TOO?』をリリース。流麗で冷ややかなテイストの音像と、ハスキーで艶やかな歌声のハーモニーがとても美しいです。メランコリックなエレクトロニックR&Bサウンドで、繊細でシルキーな仕上がりに。収録曲ではFloyd Fujiも参加しています。
Rushes "Funds"
アイルランドのコーク州Skibbereen出身の新鋭のオルタナティヴ・ポップアーティスト、Rushesがニューシングル「Funds」をリリース。
イントロからスッと耳に残るポップなメロディー。秒で最高かよとなりました。現行のJimi SomewhereやDreamer Boyを想起させるベッドルーム・ポップサウンドに、彼の甘美な歌声が心地よく合わさっています。『Glowchild』という作品を制作中とのことで今後の彼は見逃せません。
deem spencer "dors"
NY・クイーンズ拠点に活動するアーティスト、deem spencerが2年ぶりの新作『deem's tape』をリリース。今作にはMel HinesとOkay Kayaが客演で参加しています。
静かで抑制されたミニマルでローファイなビートに、レイドバックなサウンドが特徴的です。そこにリズミカルでメロウな彼の独特なフロウが折り重なった美しいナンバーです。
Muck Spreader "Would He"
ロンドン拠点に活動する革新的なバンド、Muck Spreaderがアルバム『Abysmal』をリリース。去年のEPも秀逸でしたが、今作もスモーキーで渋く、かつ実験的な姿勢もみられる仕上がりでした。個人的に今1番ロンドンでクールだと思っているバンドの一つです。
BEL "Drive"
LA拠点に活動するSSW、BELがデビューEP『Muscle Memory』をリリース。フォーク/カントリーのテイストに、インディーポップやPhoebe BridgersやSnail MailといったUSインディーの爽やかなでフレッシュなサウンドが溶け合った甘酸っぱく、魅惑的なメロディーに酔いしれます。力強く甘美な歌声にも注目です。