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【神奈川】新横浜ラーメン博物館に行ってきた【2018年6月】

どーも、たかしーのです。

昔の写真を整理しながら、過去に行ってきた場所の思い出を書いていきたいと思います!

今回は、2018年新横浜ラーメン博物館です。

文字通り、ラーメンをテーマとした博物館なのですが、
なんと、その中には実際のラーメン屋さんが軒を連ねる体感ゾーンがあり、様々なラーメンを実際に味わうことができました!


観光したところ

新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)

2018年6月時点では、下記開館時間・料金となっていました。

開館時間:11:00~21:30(日・祝10:30~)
料金:大人 (中学生以上) 310円/小人 (小学生) 100円/シニア (60歳以上) 100円
※小学生未満は無料。
※障害者手帳をお持ちの方と、同数の付き添いの方は無料。

他にも、6ヵ月や年間単位で博物館に入り放題の年間パスも販売されていました。

今回は、1日でよいので、大人310円の入場券を購入。

当たり前ですが、中でいただけるラーメン代は、別料金になります。
(食べ放題ではありません!!笑)

さて、入場券もゲットしたところで、いざ入館!

すると、入って早々に…

おお、ラーメン本がすごい並んでる!!

いわば、ラーメンを語る上での重要な文献とでもいいましょうか。
かなり古いものから、最近のものまで、ありとあらゆるラーメンを特集した雑誌やグルメ本が壁一面に並べられていました!

この博物館に入ってすぐのフロアは、プロローグゾーンと呼ばれていて、ラーメンに関する展示コーナーミュージアムショップが置かれていました。

その中でも、展示コーナーでは、外国人にもわかりやすいうように”What is Ramen?”といったラーメンとは何なのか?といったところから、現在に至るまでのラーメンの歴史まで、密度の濃い展示がされていました。

と、ここで、クエスチョン!
(世界ふしぎ発見!風)

日本でラーメンがどのように誕生をしたのか、皆さんご存知でしょうか。

日本でラーメンが誕生したのは、1859年のこと。
日本が開港をした年で、世界各国の食文化が流入。その中には中国の麺料理も日本へ上陸を果たしました。
その中国の麺料理が日本の食文化と融合した結果、生まれたのがラーメンでした。

そんなラーメンですが、中国の麺料理との違いは、どこにあるのでしょうか。

実は、大きな点としては、スープに違いがあります。

中国の麺料理のスープは、炒め物や蒸し料理など様々な料理に使うためのスープストックといった意味あいなのに対し、ラーメンのスープはラーメンだけのために作ることから、いわばラーメンを構成する上で、重要な役割を果たすものといった意味あいになります。

なので、日本のラーメン屋さんは日々、美味しいラーメンを作るべく、麺やトッピングはもちろんですが、スープに使う食材やタレ、油などにこだわりつづけ、その結果、現在のような多種多様なラーメンが日本中でいただけるラーメン文化の発展につながった、と言われています。

上記は、この展示コーナーで学んだほんの一部ですが、他にもラーメンにまつわるいろんなエピソードやトリビアを見ることができましたよ!

展示コーナーにてラーメンについて学んだところで、いよいよラーメンを味わいに体感ゾーンへと向かいます。

そんな体感ゾーンですが、地下にあるということで、階段から降りて進んでみると…

な、なんじゃこりゃああああああ!!!

そこは、まるで別世界のような光景が広がっていました!
どうやら、私は昭和の時代へタイムスリップをしてしまったようです!!!

…というのは、冗談で。笑

実は、この地下1~2階の体感ゾーンでは、日清チキンラーメンが発売開始された昭和33年(1958年)当時の街並みを再現していて、来た人がどこか懐かしい昭和ノスタルジーを感じることのできるフロアとなっているのです。

なので、このフロアにがラーメン屋さんだけではなく、

駄菓子屋さんやスナックも併設されていました。

こうした光景を見ると、クレヨンしんちゃんの映画「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を思い出すのは、私だけでしょうか。笑

利尻らーめん 味楽(新横浜ラーメン博物館内)

そんな昭和の街並みに酔いしれたところで、お目当てのラーメンタイムへと移ります!

まず、やってきたお店は、
利尻らーめん 味楽

2017年3月にオープンしたばかりの新店なのですが、注目すべきはこのラーメンを提供している本店の営業場所と営業時間

営業場所は、北海道の北西に浮かぶ利尻島
東京から行こうとすると、飛行機とフェリーを使っても、8時間はかかる場所に、その本店はあります。

そして、営業時間なんですが、なんとたったの2時間半

なので、ラーメンマニアの中では、日本一ハードルの高いラーメン屋さんとして有名なのが、このお店なのです!

そんな「利尻らーめん 味楽」が、この新横浜ラーメン博物館で、しかも博物館の営業時間中であれば、いつでも食べられるということで、1店舗目に選んでみました!

いただいたのは、焼き醤油らーめん
サイズは、店舗を回る人のために提供がされているハーフサイズで頼んでみました!

醤油の香りもそうですが、特産品の利尻昆布を豊富に使ったスープが特徴ということで、それを上回る上質な昆布の香りもたまりませんでしたね。

では、そんなスープから。いざ…

んー、これはうまいいいいい!!!

これぞ旨味のかたまりといったスープの味わいに、感動~。
また、醤油タレは1度焼きを入れているので、通常の醤油ラーメンのスープよりも香ばしさがプラスされていて、昆布に負けない風味を醸し出していました!

麺は、中太縮れ麺
もちろんのこと、スープに絡みやすくしてくれているのが、うれしいですね。

トッピングは、ほどよく脂ののったチャーシューは鉄板の味わいでしたが、

やはり、昆布が主体のラーメンなだけに、トッピングの昆布も激ウマでしたね。
利尻昆布は、昆布の中でも高級品として扱われるほどのブランド昆布なのですが、ラーメンのトッピングとなっても、その味は超一級

これが、神奈川でいただけるのは、とても幸せなことではないでしょうか。

YUJI RAMEN(新横浜ラーメン博物館内)※現在は出店終了

1店舗目は和を感じるラーメンだったので、次は少し変わったラーメン屋さんに寄ってみました!

YUJI RAMEN
※現在は出店終了となっています。

店名のラーメンが“RAMEN”という表記なので、勘の鋭い方なら、もうおわかりかと思いますが、
実は本店がアメリカ・ブルックリンNYにある、いわば逆輸入のラーメン屋さんなんです!

日本のみならず、海外にもラーメン文化が根付いていることを、まさに証明しているお店。

そんなブルックリンの人にも認められた「YUJI RAMEN」のラーメンがこちら!

ツナコツラーメン
トンコツではなく、ツナコツ!
ツナとは、英語のマグロのこと。
つまりは、マグロの骨を使ったスープで構成されたラーメンが、このツナコツラーメンなのです!

こちらが、ツナコツラーメンのスープ
言われてみると、ツナ缶から出てくる油の色と少しよく似ている気もします。

で、いざいただいてみると…

なるほど、確かにマグロだわっ!!

スープの味わいは、まさにローストしたマグロそのもの
魚特有の臭みといったものはなく、飲んだ後、マグロの風味がスープを通してスッと入ってくる、そんな印象でした。

麺は、博多ラーメンのような極細ストレート麺
なので、スープは初めての味わいでしたが、麺に関しては馴染みのある食感とのどごしだったので、このラーメンをすぐ受け入れることができました!

トッピングですが、こちらもやはりマグロ
しかも、このマグロは”マグロのハラモ”と呼ばれる、大トロの一部なんだとか。

トロトロの食感で、口へ運ぶとホロホロと崩れるのが、特徴的なトッピングでした。

正直あまり期待はしておらず、好奇心で入ってみたラーメン屋さんだったのですが、予想以上のおいしさにビックリなラーメンでした!
ごちそうさまでした!

おわりに

美味しいラーメンもさることながら、あの昭和な街並みには、ビックリしましたね!

帰りは、もちろん階段を上ってから、新横浜ラーメン博物館を出るわけなんですが…

その階段に描かれていた「←未来」の看板が、なぜだか切なかったですね。
ほんとに、ここに来て、時間旅行をしたような気分になったのは、私だけでしょうか。笑

他にも、ストックしている写真はいくつかあるので、また気ままに書いていきたいなと思います。

それでは!


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