バンドのアー写でカメラ目線じゃないのだいたいベース説を検証してみた
どーも、たかしーのです。
今回は、いつものネタとは違った記事を書いていきます!
題して『バンドのアー写でカメラ目線じゃないのだいたベース説』を検証してみた、でございます!
なぜ検証しようと思ったか?
私は大学時代に軽音楽部に所属をしていて、主にドラムを担当していました。また、軽音楽部ではいろんなジャンルの音楽に触れる機会があり、知ったものを片っ端から聞くなど、あまり偏りなく音楽を聴いていました。(なので、私のiPodのアーティスト欄が探すのが大変なほど、いっぱいでした)
そんなこともあってか、バンドのアーティスト写真(アー写)に触れる機会も多く、いつしか私はこう思うようになりました。
「あれ?アー写でカメラ目線じゃないの、だいたいベースの人じゃない?」
あれから時はすぎ、気づけば、私は妻と子供をもつ30代半ばの会社員になってしまいました。ですが、今でもその思いは消えず、今回、やっと重い腰を上げて、果たして本当にそうなのか?を検証してみることにしました。
どのように検証したか?
検証方法は、以下の通りです。
主に、最近の音楽フェスに出演しているバンドを調査対象とする。
サマーソニックやフジロックなどに出演された海外のバンドも少し対象としましたが、今回の検証では9割以上、日本のバンドを対象としています(海外の場合、どのメンバーがベースなのかを調べるのが結構大変だったので…)
自分の思いつきで入れたバンドも、わずかながら含まれています。
メンバーにベースがいないバンドは対象外とします。
調査サンプルは、250組とします。
もっと多くのバンドで調査をしようと思いました(400ぐらい)が、想像以上に大変だったので、この数までとしました。
Google画像検索でバンド名を検索し、1番左上に表示された画像を採用する
バンドメンバー全員が表示されていない場合は、2番目に表示された画像を採用。(2番目もであれば、3番目…)
カメラ目線ではないメンバーが映るアー写であれば、そのメンバーがバンドでどの担当であるかを調査し、一体どのパターンが1番多いのかを検証する
検証結果
まず、250組を調査した中で、カメラ目線ではないメンバーが映るアー写のバンドは、全部で67組ありました。
それ以外のバンドは、メンバー全員がカメラ目線で映るアー写でございました。
ここからは、ランキング形式で、カメラ目線ではないメンバーのパターンを書いていきます。
第5位(4組)
第5位は、同率で3パターンありました。
1つ目は『ボーカルのみ』がカメラ目線でないパターンでした。
NEE
打首獄門同好会
マキシマムザホルモン
女王蜂
おそらく、ボーカルだけカメラから目線をそらさせることで、Vo+Gt, Ba, Drというメンバー構成であることを視覚的にわかりやすくさせる狙いがあるんだと思います。
確かに、NEEというバンドは、実はこの調査をするまで存じ上げておりませんでしたが、目線をそらしているのがボーカルであることは、このバンド自体を知らなくとも、なんとなくわかりました。
なお、マキシマムザホルモンはダイスケはんだけ目線をそらすアー写で、ジャッジに困りましたが、こちらのパターンに入れさせていただきました。
2つ目は『ギターのみ』がカメラ目線でないパターンでした。
Applicat Spectra
coldrain
PhatSlimNevaeh
BAND-MAID
このパターンについて、狙いはよくわかりません。
例えば、BAND-MAIDの場合は、上記のアー写がGoogle画像検索で出てきましたが、1番右のメンバーがカメラから目線をそらしており、それがギター担当の方でした。
しかしながら、BAND-MAIDのメンバー紹介ページに掲載されているアー写では、カメラから目線をそらしているのは、ベース担当の方だったりします。
あくまで、私なりの考えですが、宣材写真なので、何枚も撮影したうちから選んではいると思いますが、1人だけ目線をそらしているメンバーがいるほうがロックバンドっぽくてよいといった価値観があり、狙ってこういった写真を選んでいるのでは?と考えます。
3つ目は『べースとドラム』がカメラ目線でないパターンでした。
ZAZEN BOYS
the shes gone
オメでたい頭でなにより
Academic BANANA
the shes goneの場合は、左にいる2人がベースとドラムでした。
これは、たまたまということもありますが、私なりの考えとしては、べースとドラムは、目立つことを好まない人が多いからでは?と考えます。
それゆえ、宣材写真でも、目線をそらしがちなのかもしれません。
(事実、私も目立つのは嫌いでしたし、軽音楽部にいたときにドラムだけで飲み会とかもしましたが、あんまり盛り上がらなかったことを覚えています。)
ですが、ベースとドラムは、目立たないと言いつつも、バンド演奏の地盤をなす重要なパートであり、ギターとボーカルが観客を煽りながら、ライブで大暴れできるのは、むしろこの人たちのおかげであることを、頭の片隅でもいいので、覚えておいてください。
第4位(5組)
第4位は、『ドラムのみ』がカメラ目線でないパターンでした。
[Alexandros]
アルカラ
YONA YONA WEEKENDERS
Age Factory
SIX LOUNGE
先ほどの持論とほぼ同じですが、やっぱりドラム担当はシャイな方が多い印象があり、アー写でもそれが反映されているのかと思いました。
[Alexandros]は、ドラム担当だけ、目線をそらしていました。
YONA YONA WEEKENDERSは、ドラム担当だけ、下を向いていました。
アルカラに関しては、目線どころか、顔まであさっての方向を向いていました。
正直、アー写で、この人はドラムですよ!と伝える必要はないはずなので、やはりシャイな部分が出るから(それか、撮影している側のセンス?)なのかな~と調べていて思いました。
ちなみに、調べていて面白かったのは、東京事変の場合は、その逆で『ドラムのみ』カメラ目線合わせのアー写でした。
この調査で、たくさんアー写を見ましたが、この構図はオンリーワンでした。ゆえに、カッコよさすら感じるアー写でした。
第3位(8組)
きました!
第3位は、『ベースのみ』がカメラ目線でないパターンでした。
SiM
マルシィ
コンテンポラリーな生活
Galneryus
OverTheDogs
BIGMAMA
okamoto's
くるり
目線だけもありますが、アルカラと同じ顔ごとパターンがドラムよりも多かったです。ベースのほうがドラムよりもシャイなのか…(もちろん持論です)
マルシィは顔ごとカメラを向いていない方が、ベース担当でした。
マルシィの場合は、別の写真(アー写ではないかも)でもそうでした。
BIGMAMAも顔ごと外しているようなアー写。(1番右にバケツをかぶっている方がいるんだが…)
OverTheDogsも、がっつりアルカラパターンでした(1番左の方)。
第2位(12組)
第2位は、『ボーカル以外』がカメラ目線でないパターンでした。
Galileo Galilei
黒子首
アカシック
ポルカドットスティングレイ
Luby Sparks
KASABIAN
CVLTE
カラスは真っ白
帝国喫茶
THE BACK HORN
1st0
blue encount
これは、もう狙いとしては、第5位の「ボーカルのみ」カメラ目線でないパターンと同じ、この人がこのバンドのボーカルです!と一目でわかるような構図にするためでしょう。
昨年活動を再開した「あの花」主題歌でおなじみGalileo Galilei。
THE BACK HORN。この構図もイイネ!
海外勢KASABIANも、ボーカル以外はカメラから目線をそらしています。
この構図は、あまりバンドを知らなくても、分かりやすくていいですね!(Spotifyで音楽を聴いていても、どの人が歌っているのか一目でわかるのでとても助かります)
オンリーワン賞(1組)
第1位に行く前に、オンリーワン賞を発表させていただきます。
ちなみに、先ほど紹介した東京事変は、オンリーワン賞でございます。
おめでとうございます!
DragonAshの場合は『DJ以外』カメラ目線でないパターンで、オンリーワン賞でございました。
こちらは、バンド構成的にも珍しいうえに、ボーカルのkjはがっつりカメラとは違った方向に顔を向けるアルカラパターンであったことも、芸術点が高くて、調べていて、お気に入りのアー写でした。
こちらは、おそらくどこ探しても、唯一無二でしょう。
『バリトンサックスのみ』カメラ目線でないパターンでございます!
これだけのメンバー数がいて、唯一1人だけカメラ目線をそらすといった、まさにイケおじ谷中さんにしかできない芸当です!
第1位(18組)
堂々第1位は、『メンバー全員』がカメラ目線でないパターンでした。
Survive said the prophet
KUZIRA
OAU
Lucky Kilimanjaro
KOTORI
Another Story
ACIDMAN
SAKANAMON
ウルトラ寿司ふぁいやー
ネクライトーキー
Sancrib
アシガルユース
Mr.FanTastiC
Fear, and Loathing in Las Vegas
Hakubi
バックドロップシンデレラ
ハルカミライ
POLYSICS
これはいろいろ見て感じたことですが、全員カメラ目線をそらして撮るとカッコイイから、良さげに見えるからというのはあると思います。
ACIDMANのアー写は、その典型的な例だと思います。
OAUやネクライトーキーのように、一場面を切り取って、みんな仲がいいんだろなあと感じられるアー写もありました(カメラを意識させていない)。
目線、なんてなかった…(POLYSICS)
おわりに
はい、というわけで、持論も含めて、ザザザーッと書いていきましたが、
結果的に、ベースがカメラから目線をそらしがちだと思っていたのは…
まあ、なぜカメラ目線をそらすのか?について、カメラマンやメンバー本人に聞いてみないとわからない部分でもあるので、あくまで予想でしか語れないですが、私がこの年になるまで感じていたことが、調べてみてもそうだったのが非常に良かったです。(途中、ドラムのほうが多いかも…と思っていたら、単独でも3位になり、安心しました)
ただ、これ調べるのは、かなりしんどかったので、もし自分も調べてみたいと思った方がいても、オススメはしません!笑
ですが、バンドが活動していた時期を決めたり、海外のバンドだけでやってみたら、また違った結果が現れ、何か見えてくるものがあるかもしれません…
それでは!
※今回の検証は、ノリと勢いで調べたまでなので、正直なところ、その検証方法に多少の粗さはございますが、「べースがカメラから目線をそらしてそう」といったバイアスのかかった形でピックアップ等はしていませんので、その点だけお伝えをさせていただきます。(むしろ狙えるようなものでもなかった…)
※画像テンプレート
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?