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公共交通機関について(鉄道編)

旧北陸本線転換3社

ここからは遠征で使いまくってるので半分鉄ヲタ目線入って書きます。
旧北陸本線第三セクター(あいの風・IR・ハピライン)は、とても良いです。まず、なにより人が乗ってます。富山⇔金沢⇔福井は1時間に2本ある時間も多く、ダイヤさえ把握すれば十分使い物になります。あいの風が2両編成を3両化すると言っているので、3社ともこれに乗っかって、4両の列車を3両に減らし、稼働可能編成をお安く増やせれば、増便も行けるかと思います。30分ヘッド、欲を言えば20分ヘッドで走れれば、十分皆さん使ってもらえます。(追加車両はロングシートにすれば高校生もいっぱい乗れますしね)

駅も無人化だったり、しっかり省力化できており、社員に若い人も多いようなのでこれから地域の交通手段として伸びていくと思いますし、金沢市内は駅間が開きすぎているので、松任⇔津幡間で駅数を倍増させれば利用者もっと増えます。
特に西金沢までは3.7kmもあるので、犀川の橋の上に駅作って両方に出口作ったら需要ありそうです。

IRいしかわ鉄道@金沢駅

私鉄

北陸鉄道石川線に「みなし上下分離」が導入されることになりましたが、企業が鉄道を維持できる限界は多分とっくに過ぎています。バスの利益が鉄道を支える構造でしたが、バスもどんどん先細りしていってます。

各線中古が走ってますが、都会の列車がやってきた!というのは鉄的にはうれしいですがひっくり返すとほんとにお金がない証拠なんですよね。。。

福井県は割とこの部分が先に行っていて、えちぜん鉄道は元々ある意味強引に第三セクター化された経緯もあり設備も車両も素晴らしく、アテンダントもいたりしてます。福井鉄道ももともと名鉄の傘下でしたが、今は地元の企業が支えているので実質第三セクターのようなものです。

石川線は割と。。。やばいです。鶴来まで乗りましたが、不思議なのはずっと周りに家があるんですよね。田舎のローカル線ではないんです。時刻表見ないと乗れないのはまずいです。7000系も車体はステンレスなので永久的にもつと思いますが、線路も保守がギリで、台車も古いので揺れが凄いんですよね。。。ただ、この辺りはこれから自治体のお金が入るので、新車だったり軌道の改善だったりされていくと思います。

石川線と浅野川線を金沢の地下でくっつけて、片町・香林坊・近江市場あたりに駅作って、都心部分は10分間隔で走らせたら相当需要あるんだけどなあ~~ (路面電車にして、バスも走れるようにしたら道として市が作れる)

富山地鉄もほっとけばこうなっちゃうかもしれないです。市内の路面電車は問題ないですが、富山のベットタウンとして機能している区間以外はとにかく設備が古いです。

道路は新しかったり綺麗だったりするのに、日本の場合鉄道は企業努力でなんとかするとかいうわけわからんことになっているので、このあたりのバランスを取っていかないとまずいでしょうね。

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