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壁や天井って何がいい?㉑(レッドシダー2)
昨日から、木材のよる仕上げのお話し。
人気のあるレッドシダーなので、興味深々な方が多いようです。
今日は、そのレッドシダーについてのお話し続きですね。
さて。順にお話ししていきます。
まず最初。
見た目のカッコよさで採用される方が多いのですが、
実は、実は。
調湿効果はあります。
塗り壁の時に、この効果についてお話ししましたが、
木材という素材ゆえですね。
ただ。
木材の表面仕上げとして、ウレタン塗装にしてしまうと
途端に、効果は少なくなります。
ウレタン塗装は、表面に膜をつくってしまうので、
当たり前といえば、当たりまえかもしれません。
調湿効果も期待されるのであればオイルがよいでしょう。
ちなみに。
木材って、乾燥しているより、濡れた方が、
色合いや木目がハッキリします。
レッドシダーのムラ感がお好きであれば、
そのまま仕上げでない方がよいです。
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それと。
もし、キッチンの天井にレッドシダーを採用!
ということであれば、気にかけてほしいことがあります。
キッチンのコンロです。
IHであればよいのですが、ガスコンロの場合、
法律で、内装仕上げの規制が掛かっています。
炎が上がったときに危ない感じしますよね。
IHであれば炎がありませんから。
もし、ガスコンロでレッドシダー!ということであれば、
燃えにくくする加工がしてある不燃タイプがありますので、
そちらがオススメです。
ちなみに。
不燃タイプは、かなりのコストアップになるので、
最初から不燃!ということで予定しておきたいです。
意外とそのままだったりして。。ドキドキ。
それはさておき。
レッドシダーを貼る向きについて。
どちらが正解ということはないのですが、
床に合わせたり、長手方向にして広がりを演出したり。
張り方向で、実は印象が変わったりしますので、
何を優先するのかを、設計士さんと相談しながら、
決めてくださいね。
「これが正解!」っていう設計士さんいたら。。
どうなんでしょうね(笑)
そういえば。
レッドシダーって、天井で採用されることが多いのですが、
実は、壁に使うのも「あり」です。
壁と天井両方に採用する!
ということであれば、それこそ、張る向きには
十分注意してくださいね。
明日は、レッドシダー以外の木材についてです。
お楽しみに!