敷地の視察はじっくりと!
とっても長閑な風景ですね。
パッと開けたところがあったり、奥みたいに
家が立ち並んでいるところがあったり。
家が密集している場合に比べて、こちらみたいに
田があると、風通しが全然違います。
さらに。
夏場、田に張られた水のおかげで、その風が
とても冷やされるので、都心部にはない涼しさの中で
過ごすことができそうです。
そうそう。
田園風景をご紹介しているわけではなくて(笑)
昨日、とある家づくりの敷地を視察に行ってきたんです。
視察って、漠然と見るわけではなくて、
いろいろと見るポイントがあったりします。
この田園風景も、その一つなんです。
こちら。
実は、直接敷地に面していないところだったりします。
ただ、全く離れてるわけでもなくて、周辺の風景なんですよね。
敷地を見るときって、その敷地自体は、しっかりチェックします。
それに、敷地が面する隣地の建物なんかも見ますよね。
日当たりはどうか。
風通しはどうか。
プライバシーを確保するためには。
高低差はあるのか。
擁壁があるのか。
いろいろありますね。
でも、その敷地にフォーカスしすぎるのではなくて、
もっと広く周辺環境を見ながら、光や風の道を探してみたり、
周りの家の建て方を見たりしながら、情報を収集するといいですね。
周辺であたらしく建てられた家を見たりして、
3階建てが立つような土地柄なのか、2階程度が主体なのか。
そもそも、土地の区画が大きければ3階にする必要ないですから。
分譲住宅なんかがあれば、その辺も一つの情報になりますよ。
3階建てが立っているエリアで、もし南側隣家が古い場合、
建て替えで3階を想定して計画しておく方がよいですもんね。
それ以外にも、周辺の家が、地盤を上げている場合。
ハザードマップで確認も必要ですが、水害等のことを考えて
そうされてるかもしれません。
特に、高く設定している棟数が多ければ、注意が必要です。
敷地とその周辺だけ見ていたら、上記したような大事な情報を
得られないまま、家づくりを進めてしまうことになります。
地元の方が建て替えということであれば、
そういった情報は親から入手できるのでよいですが、
土地を取得して建てる場合は、なかなかわからないもんです。
もちろん、近所の方に聞いてもいいのですが、
それも難しかったりしますから。
なので。
敷地の視察は、おそらく想像している以上に、
じっくりと時間をかけて、見極めています。
土地探しからご一緒させていただく機会も多かったおかげで、
そういった敷地を見極めるスキルが相当高くなりました。
ほんと。ありがたいです。
敷地の視察。
しっかりしてもらいましょう!
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