色を決めるのに最適なタイミングは?
一昨日の雪模様から一転。
昨日は、暖かい日が差す、いい天気となりました。
そんな中。
とある家づくりの打ち合わせでした。
図面だけでなく、カタログやサンプル帳が散乱してます(笑)
こちらの家づくり。
少し前に着工したところです。
着工してバンザ-イ!
なんて、のんきなことを言ってる暇はありません。
工事の契約が済んで、着工し出したら、
家のいろんな色や柄を決めていくプロセスに入ります。
あれ?設計中じゃないの?
なんて声が聞こえてきそうですね。
もちろん。
設計中に決めてしまう設計士や工務店もあると思いますよ。
でも。
弊社の場合は、そうはしていません。
設計の段階で、色までしっかり決めたとして、
最終見積で、予算の調整が必要になって、
なにかの仕様を変更したとしますよね。
例えば。外壁をガルバで決めていたとして、
ジョリパットへ変更になったとします。
シルバーのガルバのイメージで進んでいたのですが、
ジョリパットだとシルバーはできません。
仮に近い色として、ライトグレーを選択したとして、
サッシや軒天や屋根の色って、うまくフィットすると思いますか?
そもそも。
ガルバのシルバーは好きだけど、質感が全く違うので、
グレージュがいいと思うかもしれません。
変更になることは、全然いいんですよ。
でも。
注意しないと、他の色や素材とのバランスが取れないまま、
チグハグになってしまう可能性が大きいんです。
細やかに、全体を見てくれるパートナーであればよいですが、
かなりハードルは高かったりします。
いろんな家を見てると、あったりしますよ。
例えばこちら。(通りがかりで見かけた家です)
もちろん、私が設計したわけではないので確信ではないのですが。。
白いハコはおそらく塗り壁です。
この色。おそらく、後で変更になったんじゃないかなと。思います。
もし、この色にするのであれば、私だったらしないことが
ありますから。
答えは。。秘密です(笑)
話を戻します。
なので、最終的な色を決めるのは、金額が落ち着いた仕様で、
全ての色を全体のバランスを見ながら決めていきます。
なにか一つの要素だけを決めるのは、オススメしません。
ということで、昨日は、家のいろんな色合いを
しっかりと決めていただきました。
全体をしっかりイメージしていただきながら、
納得の色決めとなりました。
次回、少し保留にしたところがあるので、
そちらを決めたら、完了です!
ワイワイと楽しみながら、最終決定したいと思います。
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