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「設計士」って?のお話し⑤

昨日は、二つ目の工務店へ提案をお願いしたご夫婦が
いよいよ、提案を聞くために、工務店へ。

という流れでしたよね。
ということで。
その続きとなります。


工務店に向かう途中、
ご主人は、こう思っていたそうです。

「紙に要望まとめて渡してあるし、
設計士さんもうんうんと聞いてくれていたし、
前回より、少し予算も上げて設定したら、
今回は、大丈夫!」

でも。期待と祈る気持ちが半々。

奥様は。。

「設計士さんは、しっかり話聞いてくれていたので、
前回みたいなことにはならないだろう。」

そんな風に思っていたようです。

いざ。
設計士さんから、提案がスタート!

見た目のデザインは、前回より、自分たちの要望に近い!
かっこいいんじゃないか!

奥様の反応も良さそう。

次にいよいよ間取りへ。

おぉ。

玄関からパントリーへスムーズに行ける!
L字型のLDKが気持ちよさそう!!
小さいけど、2階にトイレがある!!!
少し距離はあるけど、物干しはしやすそう!!!!

等など。
自分たちが要望した内容の、概ねは、入ってる!
ご主人のテンションがどんどん上がっていったそうです。

計画の提案が終了。
工務店の社長へバトンタッチ。

この計画案で、どれくらいの資金になるのか。
諸経費から順に説明していきました。

資金の総額をみてビックリ!
予算ははるかに超えてる。。。

急上昇から急降下へ。

すごくいい工法があって、それを採用してるんだとか。
社長が一生懸命説明してくれたそうです。

そして。
キッチンとかお風呂の説明へ。

あれ?食洗機がない?
お風呂のドアが折れ戸??
今の賃貸みたいなトイレ???

工務店の標準仕様なんだとか。
それで、この金額なのかと、意気消沈。

夫婦で相談しますと、工務店を出たものの、
帰りの車中で、会話もなく、帰宅。

ご主人が話出そうとしたら、奥様から一言。

「あの設計士さん。話聞いてくれてたみたいだったけど、
やっぱり伝わってなかったね。」

「でも。いろいろ間取りに盛り込まれてたよね」

「前の工務店の時の要望でしょう?
でも、前よりは、暮らしやすそうだなとは思ったけどね」

要望を話してまとめたときに、奥様の要望が変化してたことを
忘れてたそうです。

再び。暗礁にのりあげました。

もう。
どうしていいのかわからなくなったそうです。

明日に続きます。

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