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ギザギザの木の使い道は?

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ギザギザ。

ノコギリみたいな形してますね。

もちろん。

遊びでつくってるわけではありませんよ(笑)

こちらは。

階段の一つのパーツです。

どこに使うの?という声が聞こえそうなので。

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こちらの階段がよく似てます。

階段の踏み板を支えているギザギザ。

ありますよね。

階段を構成するパーツとしては、とっても重要です。

踏み板からの荷重をしっかりと受け止めないといけませんから。

完成した画像では、スッキリして見えますが、

一枚目をご覧いただくと、結構分厚いのって

気が付きましたか?

鉄骨の階段ですと、ずいぶんと薄くできるんですけど、

木の場合は、それ相応な厚みが必要なんです。

鉄骨の場合は、踏み板の側面に鉄板を取り付けるような

階段が多いんですけど、それもそのはず。

構造的に薄くできるので、側面に見えていても、

野暮ったくなりませんから。

でも。

一枚目の分厚い板が、踏み板の側面についてたら。。。。

ゴツイ階段が好きな方にはピッタリなのですが、

スッキリ見せたい方には、有効ではありません。

二枚目の画像をご覧いただくとわかると思いますが、

踏み板の下に設置していて、踏み板の方が前に出てますよね。

踏み板の方が薄くできますから。

そうすることで、スッキリ見えますよね。

木が好き!

という方であれば、このままでもいいのですが、

木でも、もっとスッキリさせたいということでしたら、

支えているギザギザを、黒く塗りつぶすといいですよ。

当たり前なんですけど、黒くすることで、締まって見えるので、

木目の時より、スッキリしてみえます。

間違っても、白に塗らないように(笑)

膨張して、より存在感が増してしまいますから。

鉄骨を使った階段は、結構人気があるんですけど、

木を使っても、スケルトン階段はできますし、

作り方しだいで、スッキリも見せれるので、ぜひご検討ください。

ちなみに。

コストは、鉄骨の方が高くなりがちです。

だって。

鉄骨屋さんの工事が増えますから。

関わる人が増えると、コストも連動して上がりやすいです。

話は変わりますが。。

昨日、こちらの現場では、ビックリするほど、

木のいい香りが充満していました。

建て方はずいぶん前だし、ギザギザは、集成材なので、

そこまでの香りしないはずだし。。

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ふと見てみたら。。

ドドーンと立てかけてあったのは、天井に張るレッドシダー。

近寄って、香りをかいでみたら。。

はい。こちらからでした。

やっぱり、自然の木が放つ香りって、いいですね。

香りがあるだけで、すごく癒されます。

いずれは、香りは、薄くなっていきますが、

当面は楽しめると思いますよ。

レッドシダーの天井は、ご主人の一番のこだわりなんです。

素敵なリビングに仕上がりそうで、楽しみですね。

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