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外壁って何がいいの?⑬(樹脂系サイディング)
昨日は、ガルバニウム鋼板の気になるポイントを解消した
金属系サイディングのお話しでしたよね。
金属系サイディングであれば、アイジー工業というメーカーが、
いろいろ種類あるので、一度サイト御覧ください。
その中で。
見た目気に入った形状があれば、金属サイディングを
採用するというのも一つですね。
さてさて。
今日は、別のサイディングのお話しをしていきます。
金属系サイディングは、長持ちするということは理解できた。
でも。
定期的な塗装の塗り替えは必要なんですね。。
そんな悲痛な声が聞こえてきそうです(笑)
塗り替えはしなくても、錆びたりすることはないとしても、
見た目が。。気になるかも。
色が薄くなって、色褪せた感じになりますから。。
もっと、長持ちする素材ってないんですか?
そう思う気持ちもわかります。
そこで登場するのが、樹脂サイディングです。
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樹脂サイディングって、プラスチックのような素材で
できた板状の外壁材です。
他のサイディングみたいに、表面に塗装をしている
ということでもないことがポイント。
塗装ではないので、塗り替えするということ自体ないです。
実際、40年以上前に建築されたお客様の家で、
樹脂サイディングが採用されていました。
全く何もメンテしていないそうでしたが、
色褪せた感じは全くありませんでした。
しかも。
汚れがさほど気にならなかったのもビックリしました。
理屈では知っていたのですが、実際にそういう事例を
目の当たりにすると、信頼性が増しますね。
話を戻しましょう。
樹脂サイディングのいいところが、もう少しあります。
窯業系サイディングの場合、サイディング同士のつなぎ目に、
コーキングをするタイプが主流になっています。
そのコーキングが、どうしても紫外線で劣化しやすいんですよね。
それも定期的に、打ち換えが必要になります。
が。樹脂サイディングって、板と板を重ねて納めていくので、
コーキングを使わないんです。
せっかく板は、長持ちするのに、コーキングが。。
なんて心配がなくなりますよね。
これ。結構大きなアドバンテージかなって思いますよ。
ここまで来ると。
樹脂サイディング最高!って思う方がいるかもしれません(笑)
もちろん。とてもいい素材だとは思いますよ。
でも。
気になることがないわけでもありません。
長くなったので、明日その辺をお話ししていきます。