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窓ってどう決めるの?⑨(横長縦長の窓)
昨日、窓の取付高さについてお話ししました。
窓の高さだって、自由に決めていいんですよ。
もし、家づくりをされているようでしたら、
ぜひ、今のお住まいの窓高さを測っていただいて、
それより高い、低いで決めていくとよいです。
さてさて。
今日は、改めて窓のお話しです。
近所で建設している家とか、展示場のような場所で
最近の家をご覧になった時、引き違い以外でよく見る窓。
それって。
一枚の窓で、縦長だったり、横長だったりしませんか?
(意識しないと目に入っていないかも(笑))
![](https://assets.st-note.com/img/1695423530168-6jUjw8Q6je.jpg?width=1200)
そういった形の窓は、最近の家では、よく見かけると思います。
よく、二世帯住宅を設計中に、ご両親からお話しに出るのが、
「最近の家は、窓が小さいな!もっと大きい方がいいのにな。」
なんて感じです。
それはそれで、一つの考え方で、以前はそういう考えが主流でした。
ただ。
最近は、断熱性能にこだわることが多くなってきて、
壁よりは断熱性能の落ちる窓は、最小限に!なんて流れで、
窓が小さく、少なくなっている感じです。
それ以外にも大事な要素としては、「防犯」ですね。
窓が小さければ、物理的に、泥棒が入れませんから。
横長、縦長の場合、短辺を30cm以下にすれば、
よほどのちびっこじゃなければ、入ってこれませんから(笑)
それに。
引き違いの場合は、窓の半分が開いてしまいますが、
横長、縦長の場合って、開閉する範囲を制限できるので、
そもそも隙間が小さくできるので、侵入は不可能でしょう。
さらに。
窓を上の方につければ。。。
さらなる防犯が可能になりますね。
(脚立とか必要になりますからね)
ということで。
小さな窓、縦長、横長の窓が多くなってきています。
では。
その横長、縦長の窓って、具体的にどんな窓かというと。。
「滑り出し窓」っていいます。
滑り出し?って思われたかもしれませんね。
これ。言葉では難しいので。詳しくはこちら。
面白い動きしますよね。
でも。この窓のいいところって、開け切ったときに、
外側の面に、手が差し込めるので、窓掃除ができることです。
ただの片開き窓だったりしたら、外面って掃除できませんから。。
特に、2階の窓だったら、なおさらです。
それと。
窓が短辺の途中で止まるので、実際の開放幅が、
窓の高さより小さくなるので、防犯は抜群ですからね。
おっと。
ついつい長くなってしまったので、続きは明日へ。
滑り出しの特徴とか、気になる点をお話ししていきます。