暑い寒いもわからない、たまにわかる
今回の生理はだいぶ落ち着いているように思えます。気分の不安定さがいつもと比べて大きくないだけでなく悪い方に傾きません。独り言で躁状態に近い陽気さが出てくるとちょっと不安になりますが、躁状態で極端な行動に出たりがないのでまったく問題ありません。これっぽっちも普通ではないのですが、いいのか悪いのかで言えば悪くはないという状態。現状でこれ以上を望んでも無理なのでこのあたりで納得しておきます。
望んでも無理な状態は「自分で自分のことが大体できる状態」です。これはもうずっと無理です。現状でもトイレットペーパーの交換やナプキンの交換、冷蔵庫に用意されている食事を出して食べる、レトルトカレーをレンチンして食べる、食べ終えた食器をシンクに片付ける、風呂に入って身体を洗う、畳んであるパジャマを出して着替える、着替えた服を洗濯機に入れる等々、ひとりでできることはある程度はあります。事前に用意してあるというのがポイントでしょうか。トイレットペーパーやナプキンは保管場所が決まっています。冷蔵庫の食事やレトルトカレーもそう。パジャマは脱衣所の棚に置いてあります。娘が迷わないよう色々と準備してあるのは無駄ではないようです。
以前やってもらった時期もあるものの今は無理というのは、食器を洗う、洗濯機を回す、ご飯を研いで炊飯器をセットする、お湯を沸かしてスープやカップ麺を食べる等々です。なにかこうひと手間増えると急にやる気が無くなるようです。レトルトカレーやレトルトご飯のレンチンはいけるのですが、お湯を沸かすとかはなにか本能的に危険を感じていたりするのでしょうか、やや不思議です。危ないからやめてとか言ったことあったかなあ、無かった気がするけどなあ。子供の頃は包丁を使って料理の真似事などもしていました。やったらできそうなんだよな、自分からやりたいとかやるとか言う気配はありませんが。
そういえば発達障害的なあれなのかもしれませんが、娘は目盛りで測るみたいなことがものすごく苦手です。グラフや表を読むのもダメでした。なにがどうして読めないのか自分には理解できないのですが、計量カップなどを使っている様子を見るとどこをどうやって見たらいいのかがよくわからなかったり視線が歪んでいるのか目盛りをまっすぐ見れなかったりということがありました。グラフは補助線を追うことができませんでした。なんでだよと思うのですが、指でなぞることもできないので視線の問題はあるのかもしれません。ひょっとすると本人も周りも気がついていませんが視線が小さく揺れていて細かい線を追ったりができないのかも。文章を読むのが疲れるのもそういう理由であれば納得です。まあ、そういう理由なのかどうかはまったくわかりません。そうなのかも。
自分で自分のことができる、のさらに先の話は、買い物に行って必要なものを買ってくるとか買って材料で料理を作るとかお金を管理できるとか、そういうレベルの話になります。現状だけ見ると絶対に無理なんですが、いつかできる日が来るのでしょうか。来ないんだろうな。
とりあえずそんなことは考えてもしょうがないので気にしていません。現状で気にしているのは「急に寒くなったら自分で温かい布団に変えて」ぐらいです。残念なことにこれが全然できないのです。昨日も今日も、薄い夏掛け布団で背中を出して寝転がっています。パジャマは冬用ですが、さすがに薄い夏掛け布団かどうかはともかく、背中を出していたら寒いんじゃないかな。
妄想独り言に夢中だと暑いも寒いもわからなくなるのは困ります。妄想で頭の中がいっぱいになると暑いも寒いも入る余地がなくなるようなのです。それでもたまに「寒い」とか「暑い」とか言うことがあります。そういう時だけほんの少し正気を取り戻しているのかなあと思いつつ、やっぱりそういうことじゃなくて自分で暑い寒いぐらいは把握してほしいと思うのです。
無理なのかなあ。なんかそれぐらいはできてもいいと思うんだけどなあ。難しいのかなあ。なにが難しいんだろう。
考えても全然わかりません。