たかしまだ

奈良、喫茶店店主。

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マガジン

  • Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー

    チカーノ・サイドから登場した要注目のグループ、ブレインストーリーの来日ライブのアレコレ。

  • CHICANO SOULと私

    "チカーノ・ソウルのゴッドファーザー"ことルーベン・モリーナ氏とチカーノ・ソウルのことを中心にしたnote。ボビー・オローサ来日の後日談から現行のチカーノソウル系ミュージシャンなどのご紹介まで。

  • Bobby Oroza

    フィンランド出身?!のチカーノ・ソウル・シンガー!?ボビー・オローサのこと。

  • 2009年ころのこと

最近の記事

BRAINSTORY ブレインストーリー「SOUNDS GOOD サウンズ・グッド」

2024.4.19に晴れてワールドワイドにリリースとなりましたブレインストーリーのビッグ・クラウンからの2ndフルアルバム「サウンズ・グッド」マジでマジでマジでむちゃくちゃ最高な出来!本当ネクストレベルってヤツっ、心底震えました。 日本国内盤仕様の帯付きLP(黒盤)&CDにはスペシャルZINE(日本語解説、歌詞訳、アーティストインタビュー、ジャパンツアー・オフショット写真が掲載の16P!)が付きます。日本語解説はド素人ながら私めが執筆しました。

    • ④Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー(オマケ編)

      ライブの後は宮田さん、佐藤マタとBack To Back。そうして楽しい時間は過ぎ、宴が終わり、終電に駆け込み宿にチェックイン。で、SNSにイベントの様子なんかをポストしていると見知らぬ外国人からDMが…開いてみると、なんとマーティン兄弟のお姉さんRochelleさんからでした笑。たぶんタグ付けとかから知ったんでしょうか? 「弟たちのライブはどうだった?!」 「あなたがプレイしてたその曲、私たちみんな大好きなの!最高ね!!」 などなど次々とDMが。何というか本当にチカー

      • ③Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー

        そんな流れで佐藤マタにDJをバトンタッチ。 勢いだけの男のようでいて、DJのときには毎回テーマを決め物語性に重きをおいて選曲してる(らしい)。まぁ後で「あの曲良かったですけど、何だったんですか?」と訊ねると「何やったっけ?酔っ払ってて忘れた!」とだいたいはぐらかされますけど笑。この日も新旧インドネシア音楽で代官山に異空間を創り出してました。どこにいても周りを飽きささない人です。 Les Khmers。カンボジア歌謡をやる日本人バンド(言うたびに言葉が迷子になる…)というこ

        • ②Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー

          さて、いよいよ開場時間となりました。最初お客さんの入りはボチボチといった感じでしたが、気がついた時には会場は超満員に!その中にDJ Colaboyさん、カズマサくん、ツマさん、トモコさん、T村といった関西ではお馴染みの顔ぶれがいるのをみて、ちょっと泣きそうになりましたよね。ド平日なのに何とか仕事の都合つけて東京まで来ちゃうんだから、熱いハートを持った人たちです。 きくところによると、他の日には鹿児島から飛行機でライブを観に行かれた方。京都からツアー初日20(金)の小岩Bus

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        • Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー
          4本
        • CHICANO SOULと私
          4本
        • Bobby Oroza
          2本
        • 2009年ころのこと
          4本

        記事

          Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー

          気がつけばブレインストーリーの初来日ツアーが終わり早半月ほど。東京から奈良に戻ってきて数日間は疲れがなかなか取れずでひたすらボーっとしてましたが、一週間ほどしてようやく身体の疲れも回復してきた時くらいに急にブレインストーリー・ロス状態に陥って…楽しすぎた反動でしょうか?あぁあの日にかえりたい…となっておりました。 と、そんな心にポッカリと穴でも空いたみたいな状態もようやく抜けてきたので色々振り返ってみようと久々にnoteを更新してみます。 DJ出演がツアー最終日の10.2

          Brainstory Japan Tourと私の東京ツアー

          ④CHICANO SOULと私

          さて、Bobby Orozaのバックバンドをつとめる「Cold Diamond & Mink」のメンバーが運営するフィンランドのソウルレーベル「Timmion(ティミオン) Records」から「This Love」のシングルが最初にリリースされたのが2016年。時系列で考えるとアメリカ国内よりも少し早いくらいのアクションだったワケですが、翌年2017年には今大人気の「チカーノ・バットマン」のフロントマン「バルド・マルティネス」もソウル路線のソロシングルをティミオンからリリー

          ④CHICANO SOULと私

          ③CHICANO SOULと私

          やっとこさ前回の続きを書きました。 2007年に書籍「CHICANO SOUL」が出版されたことがきっかけとなり、それまで世にほとんど知られてこなかった「チカーノ・ソウル」が、何十年の時を経て再発見され、リバイバル・ムーブメントが起きている現在。それは今やアメリカのみならず世界中に広がりはじめています。その動きがどのように波及していったのかを時系列でみながら、現代版「チカーノ・ソウル」とでもいうべき新世代のミュージシャンたちを紹介したいと思います。 まずは、書籍にあるルー

          ③CHICANO SOULと私

          ②CHICANO SOULと私

          さて、ボビー・オローサにここまで言わせる「ルーベン・モリーナ」氏とは一体どんな人なんでしょうか? というわけで、前回の続きを書いていこうかな…と思ってたタイミングでルーベン・モリーナ氏の最新インタビューが公開されました!インタビュアーは書籍「CHICANO SOUL」の日本語翻訳者で、Barrio Gold Records/Music Camp, Inc.代表の宮田信さんです。是非ともコチラをご一読下さい↓ 「チカーノ」と言うと、自分なんかはどうしても "屈強で強面のメキ

          ②CHICANO SOULと私

          CHICANO SOULと私

          まるで夢のようだったBobby Oroza with Tiny Step "Southside" Trioのライブが終わり、今思うと「ボビー・ロス」状態だったのか?しばらくダメ〜な感じに陥ってましたが、色んな意味で寒すぎた冬を越えて早5ヶ月…気がつけば季節はすっかり春。みなさまいかがお過ごしでしょうか? 当日はたいへん僭越ながら、カオリーニョ藤原さんのライブ終わりからボビーのライブ開始までのDJという大役も務めさせていただきまして、20分程度でしたけど、そりゃもうむちゃくち

          CHICANO SOULと私

          Bobby Orozaの音楽性

          ボビー・オローサのことをネットやSNSで検索すると必ず出てくる「チカーノ・ソウル」や「ローライダー・ソウル」というキーワード。知ってるよって方もたくさんいらっしゃるかもですが「Get On The Otherside」でボビーのことを初めて知った人の中には、なぜそういったカテゴライズをされているのかと興味を持った方もいるかもと思うのでちょこっとご紹介してみようかと。 まずは2019年にリリースされた1stアルバム「This Love」より。ボビーの代表曲で、全てが止まってし

          Bobby Orozaの音楽性

          向こう側へ行こう - Get On The Otherside

          大なり小なり何かしらの変化を余儀なくされた停滞の約2年を経てようやく世界の時計の針が動き出した感のある今日この頃。それを象徴するかのようなタイミングでボビー・オローサの待望のニューアルバム「Get On The Otherside」がリリースされました。先行でリリースされていた「I Got Love」と「The Otherside」は前作「This Love」のヴィンテージソウル路線を踏襲する大名曲。 ようやく実物を手にして、同封された日本語テキストを読んでいたら完全に見過

          向こう側へ行こう - Get On The Otherside

          「和レゲエ数珠繋ぎ」書きました。

          「和レゲエ数珠繋ぎ」書きました。

          「チカーノ・コミュニティの音楽と文化〜多文化社会ロサンゼルスを舞台にした短編の音楽ドキュメンタリー映画3作品上映会+宮田信トーク」

          始まったばかりの2022年ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?今年はどんな年になりますかねぇ。しかしまぁなんだかモーレツに寒いですよね… さて、そんな寒さを吹っ飛ばすべく今きいているのがTierraとThe Altons。1970年代から活動するラテンロック/R&Bグループと2020年にデビューした現行インディーロックグループです。時代もジャンルもちがうように思える2グループですが、その根っこの部分にある共通項が「チカーノソウル」そして「イースト・ロサンゼルス」という

          「チカーノ・コミュニティの音楽と文化〜多文化社会ロサンゼルスを舞台にした短編の音楽ドキュメンタリー映画3作品上映会+宮田信トーク」

          baby(dj mix)

          久々にDJミックスを作りました。モダンソウルや邦楽を中心に選曲したら、やたらベイビーとかベイベーとかベビちゃんとか言う感じになったのでタイトルは「baby」に…笑。 ゆっくりユレつつ、まったりノれる。そんなイメージで、ステイ@ホームのひとときに寄り添うDJミックス。只今、こちらのMIXCLOUDで無料公開中です(6.23まで)。 https://www.mixcloud.com/kissa_ptmm/baby/ 今回のミックスにも入れた、WARのALL DAY MUSI

          シャウトトゥザトップ令和

          ここのとこ、ワケあって毎日のようにスタイルカウンシルの「Shout To The Top!」ばっかきいてる。正確に言うと今までリリースされたこの曲のいろんなバージョンをきき比べたり歌詞や解説を見比べたりいるのだけど。 スタイルカウンシルは洗練されたスタイリッシュなサウンドとファッショナブルなルックスが「お洒落」ということで日本でも未だに高い人気を誇るグループですが、その活動姿勢や歌詞の根底には権力に対する抵抗というテーマがあり、その洗練されたサウンドやルックスとは裏腹なとこ

          シャウトトゥザトップ令和

          2020.9.10

          久々に日記でも書く気になったので更新。あと、公開したつもりでいたが下書きに入ったままになっていた4月の日記があったので今さら公開… 昨日は二か月ぶりの「レコ研」(というのを実は毎月やっている)だった。レコ研は店に来てくれている音楽好き・レコード愛好家がそれぞれで音源を持参し「他人の趣味を悪く言わない」「その場で相場などを調べない」という二つの決まり事を守りながら、それぞれの趣味を皆で共有しようという会なのだけど、それぞれ個性(というより癖か?笑)が強くてやっていて毎回楽しい