行動が伴わない子供の夢
まっちゃんのラテラジオテキスト版です。
今日は子育てについて少し話したいと思います。
親として、どうしても子どもに「小言」を言ってしまうことってありますよね。これって将来的に子どもが成長する過程で避けられない挫折やストレスに備えて、少しずつ免疫をつけてもらうための本能的な行動なんじゃないかと思うんです。
例えば、将来の大きな挫折が「100」のストレスだとしたら、日常生活の中で小さな注意、つまり「5」くらいのストレスを何回も繰り返して与えることで、その衝撃を少しでも和らげる。
例えば、2階から落ちると大怪我するけど、階段を1段づつ降りたら大丈夫みたいな。そういう親心から来る行動なんじゃないかな、という感じです。
甘やかすことと小言のバランス
私自身、基本的には子どもが「これが欲しい」「あれをしたい」と言ったら、なるべく叶えてあげるようにしています。
世間的には「甘やかしている」と思われるかもしれませんが、親としてはその方が反抗期もなく、比較的穏やかに子育てが進むと感じるからです。
でも一方で、「世の中そんなに甘くないよ」という現実も伝えなきゃいけない。だから時々、小言や注意ももちろんします。
ただ、それが多すぎても逆効果になるし、かといって何も言わないのも良くない。このバランスが本当に難しいですね。
夢を持つことの難しさ
もう一つ最近考えるのが、「夢を持つことは素晴らしい」という価値観についてです。もちろん、夢を持つのは大事だし、子どもが「こうなりたい!」と言ったら応援したいですよね。
でも、夢を持つだけでは現実は変わらない。
例えば、子どもが大きな夢を語っていても、そこに必要な努力やプロセスが全然足りていないことも多いです。
サッカー選手になりたい!と言うわりには毎日遅くまでリフティングの練習をするでもなく、Youtuberになりたい!と言うわりには、ただただ動画を消費するのみで自分で何かを撮ろうとするわけでもない。
それを大人の視点から指摘すると、子どもにとっては「なんでそんなこと言うの?」「もっと信じて応援してほしい」と思われてしまうことも。
夢を持つこと自体を褒めすぎると、逆に「持つだけで満足する」危うさがあると感じます。だからといって、いつも厳しく現実を突きつけるのも違う。じゃあどうすればいいんだろう?と、今でも模索中です。
何か助言を期待していたらごめんなさい!
結局、子育てって試行錯誤の連続ですよね。
どれが正解かわからないまま、一度きりの貴重な育児期間を過ごしていく。そんな日々の中で、「小言」と「応援」のバランスを考えながら、日々親として成長している毎日です。