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構えて、撃って、狙いを定める【5分ラジオテキスト】

「まっちゃんのラテラジオ」のテキスト版です。

今日は、ビジネス戦略についての考え方をシェアしたいと思います。
それは、「構えて、狙って、撃つ」のではなく、「構えて、撃って、狙う」という順番がいい、というものです。
つまり、完璧に準備を整えてから行動するのではなく、とりあえず行動を始めて、進めながら調整していくという考え方です。

多くの成功者も「まずはやってみる」というスタンスを推奨していると思います。私が青森で民泊を始めることになったのも、まさにこういう考え方に背中を押されたからでした。

きっかけは、妻の母が祖父から物件を相続した事です。
以前から母に対して「もし祖父の家を相続することがあれば、是非運用させてほしい」とお願いしていたのですが、いざその時が来ても、私自身は民泊の始め方なんて全く知りませんでしたし、「普通にリフォームして賃貸に出そう」と考えていました。

ところが、今年に入ってインバウンド需要が復活し、「民泊が熱い」という話を耳にしました。調べてみると、その物件を戸建て賃貸として出しても家賃は月6万円ほど。一方、民泊として運用すればもっと売上が出る可能性を感じたんです。そこから、「とにかくやってみよう」という気持ちで動き始めました。

まずは、民泊をやっている人の話を聞くことからスタートしました。
迷惑かもしれないと思いつつも、Xで交流のあった方にDMを送り、「一度お話を聞かせてください」とお願いして、直接山形まで会いに行きました。
その方に勧められた本を読み、民泊新法や旅館業法、簡易宿所などの基本的な知識を学びました。

そこからすぐに青森市の保健所にも電話をして「この地域で民泊は可能ですか?」と直接確認しました。そこは第一種低層住居専用地域だったんですが、自治体によっては民泊が禁止される地域です。幸い青森市では問題ないことがわかり、次のステップに進むことができました。

実は資金調達の承認が下りる前にリフォームを始めてしまうなど、やや先走った行動もありました。本来は慎重に進めるべきだったんですが、何も数千万円とかける話でもありません。とにかく「とりあえず動いて先に進める」ことを優先しました。その結果、時間はかかりつつも(予定より1か月遅れ)なんとか正式オープンに漕ぎつけました。

改めて感じたのは、完全な準備を待つのではなく、とにかく行動を始めることの大切さです。行動しながら学び、調整し、進めていくことで、スピード感を持って物事を前に進められる。これが「構えて撃って狙う」という考え方の本質だと思います。

ちなみに最後の「狙う」ですが、今まさに予約件数を増やすための試行錯誤中です。まだまだ稼働率が低いので、ここから狙いを定めて、売上を伸ばしていきたいところです。

この考え方をぜひ参考にしてみてください。

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