大都会の雑音、騒音、ストレス、 恐ろしい媚び諂いやらが 襲いかかってくる。 楽観主義を貫いていても、 下水の泥の様に溜まりへばりつき 身動きがとれなくなる。 人間の中に生きるとゆう事だ。 そんな時は川のせせらぎを聞きに行く。 時に同じ場所でくるくる回り 10年の時をかけて 螺旋(らせん)を昇る 苺色の月と溶け合いながら 大海原と舟に遊ぼう 白く泡立つ波と転がり丸びをおびてゆく ガラスを拾い 死してなお美しい流木の 生き様に指をすべらせ チリチリと輝