弱くても勝てます。コラッタであるお主が伝説のポケモンに打ち勝つ方法。人生の攻略法について。
現代社会は競争社会と言われる。
それも平等によーいドンではじまることはなく、親ガチャの結果によって、その後の難度設定が大きく左右されるからなかなかタチが悪い。
そして人生はポケモンバトルに似ている。
ミュウツーとしてこの世に生をうけ、バトルに参加する者、コラッタとして生まれバトルに参加する者。
実際にこんなポケモンバトルが日常で繰り広げられている。ミスマッチこわい。ポケモンバトルこわい。
だが、恐れる必要はない。なぜなら伝説のポケモンでないお主でもバトルに勝つことができるから。弱くても勝てます。そんなドラマを昔聞いたことがある。現実問題弱くても勝てる。
今回はそんな話をしようと思う。
「伝説のポケモン」
憧れの対象であり、誰もがそれを欲しがり、なりたがる。バトルでも優位、なによりかっこいい。
だが、コラッタとして生をうけたお主がミュウツーになれるか?アルセウスになれるか?
コラッタはコラッタであるからコラッタなのだ。
目が覚めたらいきなりミュウツーになってました。てへ。みたいな世界線は残念ながら広がっていない。キムタクの娘に産まれたくても産まれることはできないのだ。
ミュウツーとバトルをする上で、コラッタサイドはおおよそ3つのタイプの考えかたに分岐する。
①自分がコラッタであることを認識せず、ガッツだけでミュウツーに挑む者。
②どうせコラッタだからミュウツーには勝てないと匙を投げる者。
③自身がコラッタであることを認めた上で、闘い方を模索する者。
①のタイプは残念ながらミュウツーには勝てない。自身がコラッタであることを認識しないでミュウツーに挑むことは、受験勉強をせずして東大を受験するようなものである。サイコキネシスで1キルをくらってしまうのは目に見えている。努力とガッツだけでは勝てぬ。これが人生である。
②の自身がコラッタであることを認識したことで、相手がミュウツーなら最初から無理ゲーとなるタイプもまたこのポケモンバトルには勝てない。そもそも闘わずして勝つことはない。
相手の技量を見極めた上で闘わずして逃げる。これもまた人生。その選択は間違ってはいない。
傷を負わないことは楽だ。賢く生きるとはこうでもあるのかもしれない。しらんけど。
③の自身がコラッタであることを認識した上で、格上のミュウツーに挑む者。
この選択をとった者のみミュウツーに勝つことができる。
ではどのようにしてミュウツーに勝てるのだろう。
まず、大事なことは自身が何タイプでどんな技を覚えらることができ、何が得意なのかを把握すること。これが大事だ。
自身を伝説のポケモンだと思ってしまうと勝てるものも勝てぬ。
その様はまるでドーベルマンに果敢に吠えまくる、ポメラニアンのようなものである。
自身の身の丈を知ること。これめちゃ大事。
そして、次に何が相手に有効なのか。
タイプ相性を考えた攻撃、効果的な攻撃を知ること。
すなかけ、なきごえでは勝てないのだ。(相手の命中率とこうげきは下がるけどな)
そして、相手を研究すること。行動パターン、特徴を考え闘う。
何でもかんでもひっさつまえば!じゃダメなのだ。(たしかに強いけども)
おそらく相手はサイコキネシスで1キルを狙ってくる。個体値もパラメータも相手の方が格段と上である。ここまでしっかりと研究することこれ大事。
そして、決して死なないこと。サイコキネシスを受けても耐え抜く体力と忍耐力これがないと勝てない。HP1でも踏ん張る。死なないこと。これめちゃ重要。
最後に効果的などうぐを使う。これ鉄則。
幸いポケモンの世界でも、人間界でもどうぐを使うことができる。まるごしのヤンキー相手に素手で闘うほど怖いモノはない。
どうぐすごい。
相手は持ち前の個体値の高さにかまけてサイコキネシスで1キルをねらっている。
きあいのタスキを持つことでHP1で踏ん張る。使えるモノはつかう。この魂胆だいじ。勝ちをあきらめない姿勢だいじ。
ここで踏ん張ったモノだけがミュウツーに勝てる。きしかいせいを放つのだ。まさかの攻撃にたじろぐミュウツー。意表をついた。
きしかいせいを受けたミュウツーまさかの1キル。余裕で倒せると思った相手に落とされるミュウツー。
窮鼠猫を噛むとはこのこと。(ミュウツーが猫なのかはしらぬ)
いろいろと長くなってしまったが、自身を知り、相手を知り、分析する、効果的な攻撃をする、死なないこと、使えるリソースを使うことこれだいじ。
弱くても勝てます。同じ土俵で素手で殴り合いをするのでは勝ち目がない。各々にあった闘い方がきっとある。土俵を変えられるなら変える。殴り合いでなく早食い対決に持ち込んだってよいのだ。(ギャル曽根万歳)
そして死なないこと。諦めないこと。
ごく一握りの人しか伝説のポケモンにはなれない。
それを知ったコラッタであるお主たちは落ち込んでいるかもしれない、諦めてしまっているかもしれない。
お主たちは今日、伝説にはなれなくても伝説のポケモンはたおせることを学んだ。
学ぶことこそ人生。
これ大事。
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