「運:努力の総量」と、運を味方につけるには、努力を続ける必要があります。『運をつかむ』
『運をつかむ』は、運を得て成功し続けるためのビジネス書です。
「最善を尽くさない限り、運は味方をしてくれないということだ」「同じ夢を見るなら、自分の力で近づいていける夢を見たほうがいい」「大きなことをなそうと思えば、まずは小さな努力から始める」など、運に関してのあらゆることが書かれています。
特に「運が7割、実力が3割」は、努力の先に成功は決まることを示しています。
「努力に努力を重ね、もうこれ以上できることがないといった果てに、初めて運はやってくる」と、運を得るには努力の積み重ねが必要です。
「人生における運の総量は決まっていないので、努力次第でいくらでも増やせるものである」と、運を確率ではなく、努力の蓄積の結果と断じています。
成功したいサラリーマンは、運をつかむために努力を続ける必要があるでしょう。
「失敗の99%は欲に起因する」「周囲が目をむくような大ボラを吹いて、夢を形にしていく/自分にできる最大限の努力を続ける」「決断と実行のスピードの差は、そのままチャンスの差となり、変化に柔軟に対応して成長できるか否かを分ける」などを通して、小さな会社から2兆円企業に成長させたノウハウが学べます。
特に「能力があってもやる気のない人は伸びない」は、能力の差よりもやる気の差の方が大きいことを示しています。
「IQ(知能指数)の差(能力):普通の人の5倍」と「EQ(感情指数)の差(やる気):やる気のない社員の100倍以上」とを比べても、その差は歴然です。
「EQを高める:さまざまな体験を重ねる」と、自分が苦労した経験がEQを高めることに役立ちます。
やる気を削ぐような会社は、マイナス要因を排除することから始めないと、他の企業に決定的な差をつけられるでしょう。
オタクの視点から言うと、「いい経営者というのは、みな小心者だと私は思っている」に刺さりました。
オタクは、アニメやマンガの作品に対して、細かいことを気にし過ぎるからです。
オタクが経営者になるには、オタクの性質をビジネスに転換する必要があるでしょう。
ある意味、仕事内容がアニメと類似できるかが、カギになるかもしれません。