「だれかが勝手に決めたルール」を無視して「自分のルール」で生きましょう。『ラクしてうまくいく生き方　自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す１００のコツ』

『ラクしてうまくいく生き方　自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す１００のコツ』は、仕事でも人間関係でもラクするために必要な価値観を教えてくれるビジネス書です。
「やる気：やる気のない人間によって創作された虚構」「自分の能力にたいして期待しないという前提に立つ」「本はコスパよく体系的な情報を得るツールとして優秀」など、頑張り過ぎないように自分を調整するための方法が載っています。
特に「給料・結婚・子どもで幸せになれるとは限らない」は、３つとも諦めている前山に救いをもたらしてくれます。
「自分には無理→違う方向に舵を切る」ことで、幸せの幻想をかき消し、自分本来の道へと進むことができます。
前山のように落ちこぼれサラリーマンは、一度心のタガを外してみてはいかがでしょうか。

「しなくていい苦労はどんどん断捨離」「貯金：考える力を落とさないために必要→経済的に恵まれていないと思考力が落ちるから」「生産力が高まる：60％で次の仕事に移る」などを通して、他人が押しつけてくる「苦労」を回避するために必要な心構えが学べます。
特に「理屈と感情を切り分けられない人は“子ども”だと考える」は、怒鳴り散らす上司に虐げられていた前山の心を少し軽くしてくれます。
職場でマイナス感情を出す人を「感情と理屈を切り分けられない未熟な人間」と断じています。
対処法として「彼らを動物と見なす（人間だと思うから近づく）」ことで、面倒くさい人間を回避できます。
理不尽な上司にやられているサラリーマンにオススメです。

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