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タンパク質は、食欲の供給源です

食欲では、タンパク質がすべてだ。『食欲人 科学者たちが語る食欲』を読んで、タンパク質が食欲のすべてを決めることを知りました。なぜなら、「タンパク質不足で過食になる」からです。
「タンパク質欲が満たさなければ、動物はそのまま食べ続ける」と、タンパク質を取らないと、どれだけ食べても人間は食べ足りないのです。だからこそ、タンパク質の摂取量が重要になります。食欲を抑えたいなら、タンパク質を多めに取る必要があるのです。
寿命と繫殖は、トレードオフの関係です。寿命が延びると繫殖数が減ります。「一方のプロセスにエネルギーを費やすことが、他方のプロセスに犠牲を強いる」のです。つまり、カロリーと資源は、「寿命を延ばす」か、「子を産み育てる」のどちらか一方にしか影響を与えないのです。
「低タンパク質・高炭水化物は寿命にいい」と考えられます。だから、逆を言えば、高タンパク質を摂取しまくる筋肉ムキムキのアスリートは短命になるのです。タンパク質が食欲に応じるとはいえ、タンパク質を食べ過ぎると、寿命にも影響を与える結果となる皮肉です。
「アイスクリーム:プラスチック/殺虫剤/除光液と同じ成分を食べている」に衝撃を受けました。食品業者は、儲けるために平気で人間に毒を与えているのです。この本は、食欲に関するあらゆる知見が学べる一冊です。自分の食欲を制御したい方は、一度読んでみることを勧めます。
 
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