「巨額の借金をして企業を買うのは、自分の胸に切っ先を向けた短剣をハンドルにつけて車を運転するようなものだ」と、バフェットですらレバレッジの恐怖を感じています。『ウォーレン・バフェットの生声』
『ウォーレン・バフェットの生声』は、投資の神様の格言をこれでもかと教えてくれるビジネス書です。
「遅かれ早かれ、市場は企業価値を反映するのです」「ある程度の知性は必要ですが、成功するかどうかの90%は性格で決まります」「あなたにとって最高の投資先はあなた自身です/それに勝るものはありません」など、投資をする上で必要な価値観を学ぶことができます。
特に「インフレに対抗するための最善の投資は、収入を得る能力や才能を高めるための投資です」は、最強の投資が自己投資であることをバフェットが教えてくれます。
「インフレは、政府が発行している通貨を信頼してきた人々に課される税金です」と、投資をしなければ、インフレという税金に生活を破壊させられるかもしれません。
バフェットがいないと言う自分の才能を極限まで高めたいサラリーマンは、税金対策として投資の勉強をしてみてはいかがでしょうか。
「大切なのは自分が自信を持っている範囲の限界を知って、その範囲内でプレイすることです」「生き残るために箱舟が必要不可欠なら、いくら空が晴れわたっていても、今日から作り始めるのです」「賢い人間が失敗する原因は酒と女とレバレッジの3つしかない」などを通して、投資以外の人生の哲学を教えてくれます。
特に「何かを成し遂げたいと思った時には、それを自分よりうまくやれる人を見つけるのが、一番理に叶った方法です」は、成功するために必要な人付き合いの仕方を教えてくれます。
「人生においては、自分より優れた人と付き合うことがとても大事です/それが人生で最も大事な選択になります」と、最良の人生を送るには付き合う人を選ぶ必要があります。
なぜなら、「人は自分が付き合う人物と同じ方向へ進んでいく」からです。
自分を良い方向に突き進んでいきたいサラリーマンは、周囲の人間関係から変えてみましょう。
オタクの視点から言うと、「勝者になるには勝者とともに働け」に刺さりました。
「胃がむかむかするような人々と一緒に働かなくてはならないのなら、別の仕事に就いたほうがいいと思います」と、バフェットが言うように職場の環境が人生を左右します。
オタクとしても、趣味の時間をストレスで減らす環境は最悪です。
「そんないやな仕事に耐えるのは、恐ろしい人生の過ごし方です」と、さっさと逃げ出すのが正解です。
良好なオタクライフを送る勝者になるためにも、会社でのストレス軽減を考えるべきですね。
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