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「家賃月5万円ライン」で計算すれば、都市より地方の方が高利回りの確率が高いのが現状です。『山王が教える1円不動産投資』

『山王が教える1円不動産投資』は、地方で格安の不動産投資を行うためのビジネス書です。

「都市部と地方では土地の値段が何倍も違う→家賃は1.2~1.3倍の違いしかない」「2DK以上の間取りには、賃貸も売買もニーズが高い→ワンルームに価値はない」「中古の戸建て住宅:トイレが水洗で洋式ならば迷わず買い→下水道につないである時点で百数十万円分おトク」など、意外と都市部よりも田舎の方が不動産投資で稼げる確率が高い現実を教えてくれます。

特に「いまの時代の不動産価格:借り手がいるか/活用する人はいるか/住めるのか」は、今までは「土地の評価額」「路線価」で決まっていた不動産価格が、現在は違う価値観に変わってしまったことを示します。

今の不動産価格は、「その物件を誰が借りて」「何人くらいの借りる需要があって」「賃料が5万円なのか7万円なのか、10万円なのか」を前提に、「利回りを掛け合わせて計算する」ことで算出されます。

逆を言えば、いくら路線価が高くても、「借りる人」「活用できる条件」「住める場所」がなければ不動産価格は決まらないのです。

お金をあまりかけずに不動産投資をしたい方にオススメです。

 

「汲み取り式トイレの家を買ったとき:汲み取り式のままで放っておくことが許されません」「用水路や川の横にある家は、築50年くらいになればほとんどが傾いています」「いくら物件が安かったとしても、屋根に穴が開いていないものを選ぶべきです」などを通して、買っていい不動産と買ってはいけない不動産の条件を知ることができます。

特に「1円不動産:目先の100万円以上を用意できない人たちが、何もせずに物件をすぐに手放すことができる」は、親の実家を相続したのに負債ばかりで手放すことすらできない人たちへの朗報です。

「解体して更地で売る場合:一軒家の解体費は100~200万円」と、空き家を解体するにもお金がかかります。

しかも、「更地にした時点で1円でも売れないというエリアが日本全国にある」とあるように、わざわざ100万円以上かけて家を解体しても、誰も買ってくれない状態に陥る確率が高いのが問題です。

親の実家という負債を安く手放したい方も、100万円を利用して上手く不動産投資をしたい方にも、使える1冊です。

 

#山王が教える1円不動産投資 #永野彰一 #自由国民社

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