「退屈な仕事は創造性を高める」に、アイデアを生み出すことの難しさが込められています。『100案思考 「書けない」「思いつかない」「通らない」がなくなる』
『100案思考 「書けない」「思いつかない」「通らない」がなくなる』は、量が質を担保することを示すビジネス書です。
「いいアイデアを出す人の共通点:とにかくたくさん数を出すこと」「当たり前を疑う言葉:〇〇なのかな?」「役立つ、立たないなどとチンケなことを考えず、純粋な好奇心でインプットする」など、とにかくアイデアを出しまくる方法が学べます。
特に「“調べる:アイデアを出す”を“8:2”くらいの時間配分で取り組む」は、調べることの重要性を教えてくれます。
「調べる」といっても、調べるには一定の形があります。
スニーカーの場合、「スニーカーの歴史」「高値で取引されているお宝スニーカー」「スニーカーのブランドの変遷と特徴」「そもそもスニーカーとは何か」まで徹底的に調べるのです。
アイデアを生み出したかったら、まずは調べ方の形から学ぶ必要があるでしょう。
「役に立つ、という言葉が社会をダメにしている」「アイデア出し:文字にして書くこと/画像や動画と違って、文章はごまかせないから」「主人公をつくり、その人の視点で考えると、どんどんアイデアが出てきます」などを通して、アイデアを有用化できる仕組みを教えてくれます。
特に「アイデアを文章ではなく単語で発想する」は、アイデアを大量に生産するためのコツです。
まずは「思いつくままに単語をとにかく書き出す」、次に「類語辞典を使い、単語の中か引いてみる」、そして「似たような意味の単語を書き出す」、さらに「これをくり返す」ことで、質を確保するための量を得ることができるのです。
前山のように「100本アイデア出し」に苦戦したサラリーマンにオススメです。
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