「最初に感謝をする」ことで、雪だるまの最初の起点になることができます。『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』
『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』は、良い循環を得るためのビジネス書です。
「感謝は技術」「言葉は脳の“ハンドル”である」「人間関係とはエネルギーの交換」など、感謝を技術的な視点から導き出します。
特に「あなたの思いは言葉にしないと叶えることができません」は、行動は言葉から始まることを教えてくれます。
「人は言葉→脳→行動という順番で動き、あなたの言葉があなたの行動を決める」と、言葉を発しなければ、脳にたどり着かず、行動することもありません。
「はじめに言葉ありき」というのが基本です。
行動を起こしたいサラリーマンは、まず言葉を発することから始めてみてはいかがでしょうか。
「自分を神社化しよう」「人間関係は距離感が大事です」「幸福の最大の敵:今この瞬間を楽しめないこと」などを通して、幸福を最大化させることができます。
特に「自分に感謝をする」は、自分を好きになる簡単な方法です。
自分を好きになれない前山のようなサラリーマンは、今も苦しんでいます。
その苦しみから解放されるには、「自分に感謝をする」ことです。
なぜなら「自分の存在自体を感謝で満たせば、自然と自分を好きになる」からです。
「ありがとう」の戦略を他人だけでなく、自分にも使うことで好循環を生み出せるでしょう。
オタクの視点から言うと、「感謝をするためのコツは、自分をていねいに扱うこと」が刺さります。
オタクは、趣味に一直線で、そのために自分自身をないがしろにしてしまうからです。
「良質な睡眠、バランスの良い食事はもちろん、美容やファッションにワクワクするなど、心を満たすセルフケアを怠らないこと」と、オタクの気質とは真逆を行う必要があるでしょう。
ある意味、趣味は自分の欲望に忠実な行為ですが、まずは自分の心身の健康から先に満たしていかなければならないと思います。