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この本にある「秘密のメッセージ」に気づける余裕が欲しいですね。『私の中のこの邪悪な感情をどうしよう? 自分のこころを壊さないためのヒント』
『私の中のこの邪悪な感情をどうしよう? 自分のこころを壊さないためのヒント』は、自分の心を守るためのビジネス書です。
「自分が嫌いというのは感情であって、課題ではない」「自分が嫌いなら、それでいいのです/そのままにしておけばいいのです」「ネガティブな感情に苦しみながらも、その苦しみに意味を見出して生きていく」など、「自分が嫌い」という苦しい感情をなだめることができます。
特に「自信のなさの正体:自分のことにばかり焦点があたっていると、肉体の世界だけに埋もれてしまう」は、自信がなくなる原因を示しています。
「自分のことに焦点があたればあたるほど、たましいや精神の世界から切り離されてしまう」とあるように、切り離されてしまうことで、孤立が深まり、心が弱くなり、自信が持てなくなるのです。
自信が持てない前山のようなサラリーマンは、自分ではなく他人に焦点をあててみてはいかがでしょうか。
「こころの問題:人生の課題は、一人ひとりがイチから学び直さなくてはならないものだ」「怒りの感情を抑え続けると、やがて喜怒哀楽すべての感情が麻痺してしまう」「人生を変えたいと思うなら、自分を変えたいと思うなら、いつもと違う選択肢を選ぶしかない」などを通して、より良い人生を送るコツを教えてくれます。
特に「悪意のある人間の言動も、たまたま降った雨と同じように受け止めろ」は、侮蔑の言葉と自然現象を同じとすることで、悪意から身を守ることができるとしています。
人間は「通勤電車で侮辱される」と怒りを感じますが、「突然のゲリラ豪雨」には怒りを感じることはありません。
同じように自分を傷つけてもです。
人間の悪意と自然現象を同じように感じることで、悪意から自分を守ってくれます。
「愛のない人間は、自然現象や機械と同じだ、たんなる歯車だ」と、ベェイユの精神で悪意を回避してみましょう。
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