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「ほんとうの幸福感は、自分の命を燃焼した先にあります/幸福を得たいなら、困難を避けるより、困難を厭わない活動を見つける」と、50歳から花開くには、自分を優先しつつ、やりたいことに努力し続ける必要があります。『50歳から花開く人、50歳で止まる人』
『50歳から花開く人、50歳で止まる人』は、周囲から老害と呼ばれないためにサラリーマンがやるべきことを綴ったビジネス書です。
「自分優先で、遊ぶように生きる:自分に正直に生きる」「人生や働くことに対するイメージ:ラクなほうではなく、楽しいほうを選ぶ」「すべての問題の解決:自分はどうしたいのかから始まる」など、今までの優先順位を変える必要があることを痛感できます。
特に「自分優先で生きていく:個人として、世の中に対してなにができるかを見つけていく」は、会社の従業員という立場でもなく、家族の一員という立場でもなく、個人としてできることを追究する生き方です。
やりたいことを追求するには、「自分のやりたいこと/やれることをわかる」「力をつけて求められる人であり続ける」「支え合える人たちとつながっている」ことが必要となってきます。
50歳からでも花開きたいと願っている前山のようなサラリーマンにオススメです。
「まわりがいいと思う生き方ではなく、自分が満足する生き方にシフトする」「得ることよりも与えることを中心に考えた人から、人生の歯車がうまく回り始める」「支出を抑えて、できるだけお金を使わないようにしようとすると、考え方も小さくなりがち」などを通して、周囲から与えられた価値観からの転換を図る必要性を説いています。
特に「そもそも会社とは期間限定のもの/家族の形態も期間限定のもの」は、永続すると願い続ける無意味さを消し去り、期間限定と達観することの大切さを教えてくれます。
「いつか、会社や家族のなかの役割から解き放たれることは、否が応でもやってくる」のです。
会社には定年退職という期間限定がありますし、家族には子どもが就職や結婚で家を離れてしまうので、こちらも期間限定です。
特に会社の場合は、「会社:働くだけの場→老いたら使い捨てにされる×/ひとつの踏み台だと主体的に考える〇」のように、ある意味、達観して考える必要があるでしょう。
死を期間限定とする「死を意識すれば変わる」のように、サラリーマンも会社や家族を期間限定で考えてみてはいかがでしょうか。